Archive of posts from 2011-7

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[映画] 『ロスト・イン・トランスレーション [DVD]』

ドキュメンタリーではないので別に厳密にやれとは思わないが、それでも、高級ホテル(パークハイアット)なのにシャワーの高さが低いとか、日本人通訳の仕事が適当とか、頭のイカれた日本人娼婦がいきなり部屋にやって来るとか、病院の車椅子で遊ぶとか、日本で孤独を感じているはずのスカーレット・ヨハンソンに友だちがいて、藤原ヒロシのいる何だかよくわからないお店に行ったらレーザー銃で追い払われるというヘンテコな設定とか、いちいち頭がおかしい。

で、映画のテーマのようなことだって、贅沢な悩みでさあ、猛烈に底が浅いんだあ。「SOMEWHERE」もそうだけど、全体的に漂う「コレお洒落じゃね?」みたいな雰囲気が嫌いだわあ。それを天然でやっていそうなところがまたあれ。

[本] 『創業者夫婦が初めて語る「やずや」の秘密』

おもしろかった。純粋にパワーがある。

[映画] 『がんばれ!ベアーズ [DVD]』

町山さんが「オイラの考えた『もしドラの』」で引き合いにだしていたので見た。むかーーーし見たことあるような感じはするんだけど、大人になってから見直しても、またいいね!

たぶんチームスポーツで学べるであろうことすべてが詰まっている(身体的なこと以外)。スキルアップだけじゃなくて即戦力で解決しちゃうのがあれだけど、まあ仕方ない。

[映画] 『サンセット大通り スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]』

L.A.ノワール」と「マルホランド・ドライブ」の共通点ということで鑑賞。
お話としては特に大どんでん返しもなく、サイレント映画時代の元大女優だったイカれたババアをずっと見続けてそのまま終わる。主人公の男性の視点しかないので、特にババアへの共感もなく、まったく気持ち悪いなぁ……という感想しかない。ちゃんちゃん。

で、Wikipediaを読んでみると、そのイカれたババアは、本当にサイレント映画時代の大女優なのだそうだ(グロリア・スワンソン)。その他にも、セシル・B・デミル監督、エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督、喜劇王バスター・キートンなんかが、本人役または本人に準ずる役で登場していて、まるで現実と映画の区別がつかないような描かれ方になっている。

ああ、これがノアール映画なのかと。そして、マルホランド・ドライブが描いたテーマじゃないかと。設定や背景などをいろいろひっくるめてみると、すんげーおもしろいことになってんだなあ。あるいは「ブラック・スワン」でもあるな。

[映画] 『マーダー・ライド・ショー2 [DVD]』

監督は「続編ではない」と言っているけど、まあ続編。

キチガイ家族の絆。あれだけ残酷な所業をした挙句、ほんわかしてんじゃねーよ!!と思うけど、逆になんか良かったな。バカは死ぬまで治らないけど。あと、ダニー・トレホ最強伝説。

続けてみると、ロブ・ゾンビ監督の才能を感じるわ。

[映画] 『マーダー・ライド・ショー SPECIAL EDITION [DVD]』

キチガイ家族。調子こいたら殺される。田舎は怖い。おしゃれっぽい演出と人形っぽい死体。殺人よくない!

[映画] 『カーズ [DVD]』

最初はすげーつまんないんだけど、最後はさすがのピクサークオリティ。アメリカ的なストーリーなので、さほど感情移入はできないんだけど、車好きな子供も満足できるようないい映画だった。

[映画] 『シリコンバレーを抜け駆けろ! [DVD]』

だいぶ前にTVでやってたやつ。悪役のCTOが根っからの悪なので、そこだけ納得がいかないけど、あとはそれなりにおもしろかった。チームの天才3人が、みんな変人あつかいされているのが可哀想だけど、こういうもんなのかなあ。

[映画] 『スナッチ (1枚組) [DVD]』

しばらく前にTVでやってたやつ。吹き替え。普通におもしろかった。因果関係が複雑で脚本が秀逸。爽やかなタランティーノみたい。10代の子が好きそうな感じ。

[本] 『新装復刻版 豚小屋発犬小屋行き』

よくわかんなかったなあ。やはり『因果鉄道の旅』が最高傑作か。

[本] 『すべての仕事がやりたいことに変わる―成功をつかむ脳機能メソッド40』

苫米地本のまとめみたいになっているのでお得な感じがする。で、いまさら気づいたんだけど、こういうのはNLPの手法なんだねえ。NLPってうさんくさくて近づかないようにしてたんだけど、知識としては知っててもいいのかも。

[映画] 『ゲゲゲの女房 [DVD]』

これはダメだわ。
いろいろと奇をてらった感じがするなあ。
演出も演劇的で見ていて辛い。
自分は内容を知ってるからいいけど、
内容を知らなかったら本当に辛かったと思う。

それでも、クドカンの水木サンはよかった。
本当にこういう奇人だったんだろうなあと思わせる。
ただ、最近の水木サンをモデルにしている感じがするなあ。
歩くのが遅いとかね。まだ若いのに遅いわけないじゃん。

[本] 『アジャイルサムライ−達人開発者への道−』

レビューに参加したので、いち早く頂くことができました。

アジャイルソフトウェア開発についてフルスタックで記述してあるので、今からアジャイルに興味を持った人たちには、これ1冊でいいんじゃないかと思います(いい時代になったもんだなあ)。

アジャイルを熟知していると思っている人たちにとっても、本書の「インセプションデッキ」は知らないと思うので(私は知らなかった!)、やはり読む価値があると思います。インセプションデッキの初出は、AGILE 2006の論文「Agile Project Initiation Techniques – The Inception Deck & Boot Camp」ですかねえ。案件が決まったら、すぐにでも取り組んで欲しいプラクティスです。

レビューは、オーム社おなじみのCI + MLを使って行われましたが(そのすごさは改めて説明する必要はないと思いますが)、レビューアのみなさんが熱心にコメントされているのが、本当にすごいなあと思いましたよ。石のスープ的なレビューでどんどん訳がよくなっていきました。

追記

重要なのを忘れてた。本書で「期待マネジメント」という言葉を知ったのでした。これはビジネスやコンサル業界の用語なんですかねえ。クライアントとエンジニアの相互の期待の度合いを常に合わせる必要がある、みたいなことです。大事大事。

[映画] 『仮面ライダーW(ダブル) RETURNS 仮面ライダーエターナル【DVD】』

アクセルと違ってダメだわ。大道克己が何かを決意するんだけど、もともと何を考えていて、何でそう決意したのかがよくわからん。メモリと惹かれあうっていうのもなあ……そんなスタンドみたいな設定ありましたっけ。超能力者の集まる村の貧相なこと。でも、シンケンピンクは嫌いじゃないわ。

エターナルの必殺技はカッコいいんだよね。回転しながらキックするっていう。

[映画] 『スカーフェイス 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]』

170分もあるので観るのを躊躇してたんだけど、めちゃくちゃおもしろいじゃん!! 話としては王道の成り上がりパターンだけど、アル・パチーノの表現豊かな演技が最高なので、何重にも奥深いものとなっている。Wikipediaによると、ゲームのGTAバイスシティはこの映画に影響を受けているそうな。

[映画] スーパー8

リトル・ランボーズ」でも思ったけど、子供たちが映画を撮る文化は本当に素晴らしいなあ。できあがった映画もおもしろかったしね!! やはり子どもの頃にゾンビ映画を撮っとかないとダメだねッ!!

で、肝心の本編の方は、ちょっといまいちだったかなあ。
こういうスピルバーグ的なのにまったく思い入れがないので、淡々と観てしまった。

あと、エル・ファニングが同級生だなんて、これまたどこのファンタジーだよ。

[映画] X-MEN:ファースト・ジェネレーション

X-MENってまったく知らないんだけど(格ゲーやったことがある程度)、それでもめちゃくちゃ面白かった!! 物語の構成もキャラの描写もテーマ設定もぜんぶ大好き。ただ、この展開だとマグニートーに肩入れしてしまうので、プロフェッサーXの揺るぎ無い思想がいまいち理解できない。何が彼をそうまでさせるんだろうか。

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