Archive of posts from yyyy-12-22

[映画] 『プレステージ コレクターズ・エディション [DVD]』

これすげえな。さすがノーラン。完ぺきな映画ですよ!!
普段は映画を見返すことはしないんだけど、これはさすがに見返した。
そしたら、至るところで暗示的な台詞や描写があるんだよねえ。すごすぎるぜノーラン。

ただ、娘を溺愛しているところがひっかかるかなあ。そっちがそうなんだっけ?

[映画] キック・アス

スーパーヒーローが何なのかよく分かっている!!
作り手と観客が100%共感するという素晴らしい作品だなあ。
話の題材的にどうしても二次制作的になってしまうところは否めないが、
数々の引用やオマージュが散りばめられてあってよく勉強しているし、
クライマックスでポップな音楽を流すとかはオリジナリティがあって良いと思う。

一般人がヒーローに憧れる王道の流れは踏襲しつつも(ウォッチメン的といってもいい。ここはここでよくできている)、他人の「本物」あるいは「本気」を見せられると、一般人だって「感化される」というところがポイントなんだと思う。「本気は人を変える」といってもいい。それがヒーローだし、ヒーローの原動力でもある。いやあ、感動したなあ。

その「本気の」ヒット・ガール役のクロエ・グレース・モレッツが猛烈にかわいいんだなあ。
彼女が本当の主役なので(視点がキック・アスになってるだけ)、その活躍っぷりには目を見張るばかり。超絶カッコいいんだ。あとで調べたら、「(500)日のサマー」の相談役の子なんだってね!

それからお父さんのニコラス・ケイジのコメディがいいんだなあ。これが。
娘とのコントとかクイズとか30万ドルの銃とか。どれも素敵だ。
今まであまり好きな役者じゃなかったけど、大好きになったねッ!!

レッド・スミス役のクリストファー・ミンツ=プラッセのクソむかつく顔もいいんだよなあ。絶対どこかで見たことある顔だと思ったら、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」に出演してたのか。特徴ある顔はいいですなあ。

主役のアーロン・ジョンソンは、これといって特徴あるわけじゃないけど、「ノーウェアボーイ」のジョン・レノン役の人か。今後も活躍するんでしょうなあ。

監督のマシュー・ヴォーンは知らなかったけど、ガイ・リッチーのプロデューサなのかあ。来年には「X-Men: First Class」が監督が予定されているらしい。これは期待ですな。

残虐な場面が多々あって、
そこは賛否両論あるかもしれないけど、
いい作品でした!!

[本] 『入門!論理学 (中公新書 1862)』

論理記号を使わずに文章だけで説明するやり方なので、まどろっこしいかなあ。
これが分かりやすいと思う人はいるかもしれない。

[本] 『コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ (朝日新書 167)』

tumblrっぽいテキスト集。引用まみれでビジネス書をちょちょいとでっちあげる人が存在するこの事実をどうにかしないといけないと思うんだ。

自分の会社にはデスクがなく、出向先を渡り歩いて仕事をしている人も増えているが、こういう働き方をする人は孤立感を抱きやすく、うつになりやすいことが分かっている。

[本] 『経営の見える化』

いろいろ載ってるので参考になる人もいるのかもしれない。
この著者は同じことしかいわないので(軸がブレないので)本書に限らずどれか1冊読めばよさそう。

[本] 『あなたの会社の強みを活かしなさい』

学ぶべきところはたくさんあるんだけど、ワンマン社長な感じは拭えないので、好き嫌いありそう。

[本] 『商売で大事なことは全部セブン-イレブンで学んだ | 岩本 浩治』

巷で大人気のIWQこと「いわもとQ」の社長が昔書いたというビジネス書。
コンビニの基本である「仕入れて、売る」を熱く語った一冊。
“何でも揃える”には面積が足りない。
コンビニ業界にいない人は関係ないかもしれないけど。

単品で考える(単品管理)。仮説思考。フィードバック。それの繰り返し。

IWQに通じるのは単品管理か。

[本] 『リクルート流 』

良くも悪くもリクルートならではな感じ。

[本] 『自分の仕事をつくる』

佐藤雅彦氏のエピソードが面白い。31歳でクリエイティブ部に転属。それまでCMを作ったことがなかったので、3ヶ月間資料室で世界中のCMを見続けた。自分が好きなCMの規則性を見つけ、それを23種類のルールにまとめた。それが、その後のヒット作を生み出すことになる。

全体的に良いことは書いてあるんだろうけど、働き方なんて個人的なもんだからなあ。
何とも言えない。

[本] 『一生モノの人脈力』

人脈超重要、という主張。まあ参考になるかなあ。

自分としては、誰かに会ったはいいけど、そのあとの継続性が気になった。本書では、友人なら特に連絡をとらなくても大丈夫。あとは、親密度や重要度に応じて、月1回は連絡をとる人、3ヶ月に1回は連絡をとる人、年に1回は連絡をとる人、に分けるとよいらしい。連絡の方法はいろいろ組み合わせる。最低3つ。電話、メール、手紙、など。

なるほどねえ。経営者や営業職の人なんかは、ちゃんとアドレス管理してるんだろうか。
自分は会った人には1回メールを送る、程度のことしかしてない。反省すべき。

[本] 『ぼくらの頭脳の鍛え方 』

[本] 『パーソナル・マーケティング : 本田 直之: 本』

誰かの役に立つ、ニッチな感じで。

重要な話ではあるけど、この人の伝え方は薄っぺらいなあ。

[本] 『「物語力」で人を動かせ!』

[本] 『UNIXという考え方 』

まあ、1度は読んでみるのもいいのかも。

[本] 『Head Firstソフトウェア開発 ―頭とからだで覚えるソフトウェア開発の基本』

「ソフトウェア開発の基本」と言いながらアジャイル開発をするという素敵な内容。
英語版はざっとは読んでたんだけど、やはり日本語で読めるのはいい。
具体的なやり方には異論があるけれど、考え方としてはよろしい。

ただ、契約をどうにかしないとそもそもの前提条件が成り立たないのだけど、これに触れろというのはやはり難しいか。

[本] 『訳者解説 -新教養主義宣言リターンズ- (木星叢書)』

山形さんの翻訳はめっきり目を通してないので、こういうのはありがたい。
ほんといろんな分野に手を出してるな。しかもスピードがめちゃ速いな。すごいな。

収穫は2つ。

大変おもしろかった。

[本][営業] 『内向型営業マンの売り方にはコツがある』

売込まない姿勢と再度訪問式。正しいやり方かな。

[本] 『ナンバ-ワン企業の法則: 勝者が選んだポジショニング (日経ビジネス人文庫 ブルー と 1-1)』

3つのモデル。

  1. オペレーショナル・エクセレンス(信頼できるものを競争的な価格で)
  2. 製品リーダー(最高品質)
  3. カスタマー・インティマシー(顧客に総合的な解決を)

本書はそれぞれに説明しつつも、
カスタマー・インティマシーがいいんじゃねーの?というもの。

[本] 『うまくいく人が必ず持っている黄金の仕組み』

営業するんじゃなくて、お客から寄ってくるようにする。
はがきサイズのヒストリーカードを作る。
商品のバリエーション(入り口)を増やす。

[本] 『「なんかヘンだよね…」 ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間』

渋谷の「鳥重」がおいしいらしい。ビックカメラの向かいあたりか。

[本] 『働かないで年収5160万円稼ぐ方法』

物品とアフィと情報商材だってよ。

[本] 『会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ』

いやーこじつけが多いw。でも、訛の入った言葉には説得力がある。

[本] 『スピ-ド・オブ・トラスト』

“お話”が盛りだくさんなので長い。要は信頼。

[本] 『ねじれ脳の行動経済学 (日経プレミアシリーズ 41)』

ちょっと面白い話を集めた感じ。

[本] 『外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)』

佐藤優氏がお薦めしていた。

何ヶ国語も操る教授が出てくる。昔の人は超人かと思うほど。

大切なのは、お金と時間。語彙と文法。教科書と教師と辞書。発音と会話。レアリア(文化)。

[本] 『ビジネス環境の変化に強いデータベース設計 』

ITシステム戦略、T字形ER、物理設計まで。よくまとまってる。

[本] 『ブライアン・トレーシーの話し方入門』

[本] 『資格起業家になる!成功する「超高収益ビジネスモデル」のつくり方』

[本] 『豪さんのポッド 吉田豪のサブカル交遊録』

須藤元気がよかったなあ。思いっきりアッチ系の人かと思ったら、人前ではスピ系の話をしないとか、分別のある人みたいだ。佐山聡さんが催眠をやってるのは知らなかった。猪木さんにナイフを突きつけた話はWikipediaには載ってない。

[本] 『「よかれ」の思い込みが、会社をダメにする―飛躍的成長を実現する全体最適のマネジメント』

あれ?特に何もないな。

[本] 『図解「超」勉強法』

『「超」勉強法』は読んだことあるので思い出しながら。
「150字文章法」ってのは面白いかな。

[本] 『ひとりで儲ける時代』

サイゾーとかで目にするようになった著者。
苫米地氏と交友があるらしい。

悪くはないと思うんだけど、全体的にボンヤリしてるなあ。

[本] 『zsh最強シェル入門』

ざーっと読んでzshに代えた(今更)。まだ何が嬉しいのかよく分からない。

[本] 『オトメン 』

話の展開が少女漫画なので(いや、まあ、そうなんだけど)もったいない。
コンセプトはいいので、もっとシリアスなテーマを扱ってもいいのではないか。
もっとも、ツッコミ役の影が薄くなってきてるので、彼をもっとどうにかしてもらいたいところ。

[本] 『夢をかなえるゾウ』

単なる食わず嫌いだったみたい。
ものすごーーーーーーーくよくできてる。
必読といってもいいよこれ。

本当にいろんな成功本を読みまくったんだろうなぁ。参考文献に挙がっているのもそのごく一部なんじゃないだろうか。分かるような分からないような、宗教のような怪しげな類の本の中から、ここまで見事にエッセンスを絞り出し、面白いお話にまとめたというのは、本当にすごい。ガネーシャかわいいよガネーシャ。

言ってる内容は「まとめサイト」程度でしかない。これまで自分のやり方で成功しなかったんだから、そのまま続けてても2000%成功せえへんよ、というだけのことだ。ホントそんだけ。人の喜ぶことをしているか?人の期待を超えることをしているか?変わり続けるための環境を作っているか(レッシグのいうアーキテクチャによる制約だね)?ツイてる!って言ってるか?人様に感謝してるか?……はいはい、自己啓発、自己啓発。それ、お母さんが言ってたよ。

そうじゃなくて、本書は、普通の人としての主人公の視点を自分に置き換え、宗教臭くない(神様なんだけどw)語り部としてのガネーシャを常に自分の側に立たせてみて、「こんなときガネーシャならどんなこと言うんやろ?」つって、ニヤニヤしながら読むのがうまい読み方だと思う。つーか、それが楽しい。あー、ガネーシャかわいいよガネーシャ。あんみつ食べたい。

自分は関西人じゃないので、ガネーシャの関西弁は本当に合ってんのかな?と疑ってたんだけど、こないだid:habuakihiroさんに聞いたら「あれは完璧!」と絶賛されていたので、関西圏の方も安心して読まれるとよいでしょう。

そういえば、著者の方には名刺をいただいたことがあって、肩書きのところに「一緒に合コンしましょう」って書いてあったのが今でも記憶に残っている。洋服を海岸で燃やされた直後くらいのことだったと思う。