Archive of posts from yyyy-07-02

[映画] 『スカーフェイス 【プレミアム・ベスト・コレクション】 [DVD]』

170分もあるので観るのを躊躇してたんだけど、めちゃくちゃおもしろいじゃん!! 話としては王道の成り上がりパターンだけど、アル・パチーノの表現豊かな演技が最高なので、何重にも奥深いものとなっている。Wikipediaによると、ゲームのGTAバイスシティはこの映画に影響を受けているそうな。

[映画] SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー傷だらけのライム

俺たちのバルト9にて。

SR1と構造が同じ過ぎてどうしたもんかなあ。男女の違いはよく描けている(脅威の相手:先輩→年下、学生時代の充実度:非充実→充実、対象年齢:20歳前後→25歳前後)けど、それだけのような気もする。むしろ、SR1であれほど大切だったラップ(他に選択肢のない人生唯一の代物)が、コンニャクやら借金やらの日常を越える強度になってない(単なる寄り道や思い出作りになってる)のが致命的。ふつーに日常のコンニャクへと戻ってきちゃうんだ。

笑えるところも泣けるところもそれぞれちゃんとあるけれど(ウグイス嬢のラップは最高!!)、号泣メーンとはほど遠いかなあ。

平成の寅さんを標榜しているらしいので、ある程度数を重ねて、北関東を制覇したときに改めて評価できる作品なのかもしれないけど。

[本] 『ハチワンダイバー 7 (ヤングジャンプコミックス)』

初めて読んだ。こういう話だったんだ。
TVドラマのほうは独自展開になってる???

[映画] 『イン・ハー・シューズ [DVD]』

「靴」ってのはSATCから来てるのかね、と思って見てたら、あからさまにSATCだったんだねこの映画。で、基本的に姉妹以外のキャラ設定が微妙なのでストーリーはいまいち。でも、老人たちのキャラがみーんなイイ。いいところはそこだけだ。

[本] 『ドラッカーが語るリーダーの心得: 成功を手にするプロフェッショナルとは』

ドラッカーの通訳である小林氏が集めたイケてるドラッカー節たち。ドラッカーの名言+小林氏の解説で成り立っている。ひとつひとつが短いので、手軽に読めるのがよろしい。んが、いくら通訳とはいえ、第三者のフィルタを通ってしまうと、なんだか説得力ないなあ。原著で読め、ということか。

そういえば、爺さん、94歳なんだってよ。大丈夫か。

[本] 『牛乳の作法』

タイトルの元となっているのは、あるフィールドワークにまつわるお話だ。4つの班に別れ、軽井沢の町を散策するというフィールドワークを行った。帰ってきてからその散策を元に、小さな劇を作るのだ。ある2つの班が非常に対照的ですんごく面白かったという。行く前から緻密に計画を立てて散策に挑んだA班と、ぶらーっと出かけていったB班。劇が面白かったのは、B班だった。

さて、なぜか。知らん。書いてない。が、俺はこう思うのだ。お前が想像してる面白いことなんて、うんこちゃんなんだよ。

つまり、別のコラムに書いてある言葉を借りるなら「ちょっとどうかしてしまった」状態こそが、笑いの本質であり、そういうのって「フト」起こるもんであり、平常時から「ちょっとどうかしてしま」うこたぁ、ふつーは無いのだ。そんなの、本当にどうかしてしまっているだけの話だ。

だからだね、何を言いたいのかよく分からなくなってきましたが、いきなりジャック・ニコルソンに会うから恐いのであって、予定調和的にニコルソンであっても意味ないじゃーんということなんだよ。わかるか。わからないなら、修行したまへ。

[本] 『ゼニと人生のつくり方』

青木さんの本はナニ金をはじめとして何冊か読んでいるので、資本論とか労働階級かどーたらこーたらとかね、そういうのが出てくるのは始めっから分かってはいたが、名経営者があくどいんじゃーという視点は「ホーっ」て思った。まあ、マルクス萌えだったら、そうなるのも当然かもしれないけど。これは、マイケル・ムーアがジャック・ウェルチを叩いていたのと同じかもしれない。ビジネス本のコーナーに行けば、名だたる経営者に関する本があまた出ている。だけど、「裏ではぎょーさん悪いことやってはんねんでー」という視点を決して忘れてはいけないのであります。悪いのが滲み出ている経営者のほうが、自然だったりするのであります。

[本] 『あなたの話はなぜ「通じない」のか』

正論を真正面から言われると「うそでー」とか言いたくなるのは悪い癖だな。良いこと書いてありますので、ぜひお読みになるとよろしいでしょう。

反対に、自分が受け手の立場だったら、

でしょうか。あまり画策してくる奴って(ぼくは)こざかしーなーと思いますので、その微妙なバランスをとるのが難しいと思いました。