Archive of posts from 2010-3

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[映画] 『奥崎謙三, 原一男 - ゆきゆきて、神軍 [DVD]』

見た人の人生に傷跡を残すような映画がいい映画だ。よって本作はいい映画だ。
っていうかすごすぎるだろ。主人公も嫁も遺族もみんなキチガイ。でも、キチガイならざるを得ない状況も分かるから難しい。これは観るしかない。めちゃくちゃオススメ。

[映画] プリンセスと魔法のキス

部品はすごく良質だけど、作品としては???だ。整合性がとれてないというか。

魔女(?)が

望むものと必要なものは違う

と言う。これが本作品のテーマだと考えられる。

でも、その違いは何なの? それが語られない。
登場人物はみんな「望むもの」を手に入れていくし、
持ってないはずの「必要なもの」は最初から持っている(みんな最初から人間(?)ができている)。

これで現代的な物語を描くという試みは失敗してると思ったよ。

良かったのは、金持ちの娘の性格がいいところ。

[本] 『ゲゲゲの娘、レレレの娘、らららの娘』

面白い!! 面白い!!

自分は水木サンの漫画しか興味ないけど、それでも漫画家の日常の話というのは面白いなぁ。

[映画] 『太陽を盗んだ男 [DVD]』

ちゃんと見たのは初めて。すごいわ。
核爆弾を作ったはいいがやりたいことが思いつかない、ってのがとてつもなくいい。

[映画] 『伊丹十三DVDコレクション スーパーの女』

「顧客サービスの本質が分かるから見直せ」
みたいなことが何かの本に書かれてあったので見直してみたけど、
とっても演劇的なので、映画としては気に入らない。大嫌い。

が、扱うテーマはいい。でもそれは、顧客サービスじゃない。
会社の方針を決める。それに合わない人材(この場合は職人)を排除する。
「職人の部品化」を非情に行う。職人なんか出ていってくれと。
だってこの会社のお客様のためにならないから。そういう話だ。

それをもっとリアルに描くとよかったんじゃないか。

そもそもの不正(肉屋)はそれ自体が犯罪なので、テーマとしてはどうでもいい。
カーチェイスも無駄に長い。

映画としては退屈。

[映画] 『大いなる陰謀 (特別編) [DVD]』

淡々としてる。映画じゃなくてもいい。

[映画] 『フロム・ヘル [DVD]』

マンガを読み進めるのが難しくて、映画から入ることにした。
話は理解できたけど、映画だと物足りない感じ。

[本] 『江頭2:50の「エィガ批評宣言」』

これはスゴイ!!! どの批評も的確。
たとえば、「『プラダを着た悪魔』はテリー伊藤の話だ」というのには感動すらした。
エガちゃんがこんな人だとは知りませんでした。申し訳ない。

地元佐賀での「映画は体験」というエピソードもいい。

映画批評はかくあるべし。

[本] 『生き残るSE』

SEも営業やれよって話。
明らかに搾取モデルなんだけど、それをどう搾取モデルに見えないようにするかが経営なのであるよ。

それを分かって読むと普通の内容(搾取できるのはスゴイと思うけど)。
分かってないで読むとイライラする内容。

あと、この人は稲盛信者っぽい。アメーバ経営。

[本] 『怒りは正しく晴らすと疲れるけれど』

どっからでもかかって来い!』に似た内容。

p.84 の「イベントに対してマメ」な話が面白い。
読書会や勉強会を主催するといろいろダンドリが面倒なのである。
著者は「やれやれ」と言いつつも、楽しんでやっているようだ。それがいい。

古典重要。確かになあ。ぼくも最近は「本屋に行かないほうがいい」んじゃないかと思ってる。
できるだけ青空文庫で探す、図書館で借りる、原書のデジタル版を買う、ようにすると身軽でいい。
いまごろ気づいた。

渡部昇一さんとの対談は面白い。

[本] 『知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る』

ライフハック的なやつ。

[本] 『情報の目利きになる!』

締切、出力、仮説、短期間、あたりがポイントか。

[本] 『クリック! 』

マーケティング重要

[本] 『アカデミー賞を獲る脚本術』

シーンに名前をつけて組み合わせる。

[本] 『映画ライタ-ズ・ロ-ドマップ』

ちょっと読みにくいかなあ。

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