[映画] 『伊丹十三DVDコレクション スーパーの女』
「顧客サービスの本質が分かるから見直せ」
みたいなことが何かの本に書かれてあったので見直してみたけど、
とっても演劇的なので、映画としては気に入らない。大嫌い。
が、扱うテーマはいい。でもそれは、顧客サービスじゃない。
会社の方針を決める。それに合わない人材(この場合は職人)を排除する。
「職人の部品化」を非情に行う。職人なんか出ていってくれと。
だってこの会社のお客様のためにならないから。そういう話だ。
それをもっとリアルに描くとよかったんじゃないか。
そもそもの不正(肉屋)はそれ自体が犯罪なので、テーマとしてはどうでもいい。
カーチェイスも無駄に長い。
映画としては退屈。