Archive of posts from 2010-1
— [映画] District 9- 監督:ニール・ブロムカンプ
英語で観たので、字幕のあるエイリアンのセリフはちゃんと理解できてるけど、人間のセリフは半分くらいしか理解できてないという本末転倒な感じになってしまったが、それでも大筋は理解できた。
いちいちグロいので少し吐きそうになるけど、銃撃戦は爽快。一方でストーリーは弱すぎる。そもそもの前提が欠落しまくってるよ。でも、まあ、設定勝ちかなあ。
— [映画] 『チョコレート・ファイター [DVD]』- 監督: ブラッチャーヤー・ピンゲーオ
- 出演者: ジージャー・ヤーニン
これはすごいわ。カポエイラとの対決なんてゾクゾクした。笑いが出るほどカッコいい。本物だ。途中、なぜかブルース・リーっぽい動きをするのが気になったが、これはWikipedia によると、
製氷工場でのアクションシーンはブルース・リーへのオマージュである。この場面で『マッハ!!!!!!!!』のアクションシーンがところどころに挿入されているが、ピンゲーオ監督によれば本来はブルース・リーの映画を使いたかったが著作権の都合で断念したという。そのため、ゼンが初めて怪鳥音を発する場面が繋ぎ的に不自然になっている。(『マッハ!!!!!!!!』には怪鳥音を発するシーンは無い。)
とのことらしい。なるほど。
物語はあってないようなもんなんで、まあ、仕方ない。
とにかく 小キック!! 小キック!! 細かな打撃にこそ力量が表れるよね。
— [本] 『ピクサー流マネジメント術 』感心するけど、Google っぽいので、割と見慣れた内容かも。
最初の試行錯誤時期の大赤字をかぶってくれる(ジョブズのような)人がいないといけないよなあ。
- 管理4原則:これらはピクサーだけでなく、ディズニーにも通用した。
- 真の才能を持った人間は非常に稀である。
- 管理職の仕事はリスク回避ではなく、危機が発生したときに素早く回復させることである。
- どんなときでも本音で話し合えなくてはならない。
- 思い込みを常に見つめ直し、ピクサーの素晴らしい文化を壊しかねない欠点を探し続けなくてはならない。
- 持続可能なクリエイティブ組織をつくる。
- 素晴らしい作品を生み出す鍵は、優秀な共同体を構築することにこそある
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クリエイターに権限
- ピクサー労働倫理
- 社員全員が、誰とでも意思伝達する権利を持つ。
- どんなアイデアでも、常に歓迎されなくてはいけない。
- 学術機関で起きている技術革新に常に敏感でいなければならない。
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数々のIT企業が成功しては失敗していく。(中略)失敗した会社にいた知り合いの多くは、内省的ではないという点で共通していました。(中略)映画が完成するたびに事後分析を行うことが習慣になった。(中略)事後分析のやり方にバリエーションをつけることです。(中略)話し合いの材料として、大量のデータを持ち込むべきです。(中略)社員の多くは業務内容を数値化したり、分析できるわけがない、と思いがちです。しかし、作業時間や成果物など、数量化できるものを多く含んでいます。各工程における作業速度や、やり直しを行った回数、あるいは、それぞれの工程において、きちんと作業をさせてから次の工程に送り出したのかどうかなど。
- ストーリーは常に変わり続けるから、絶対にカットされることのない場面から作業に当たる。
もっと講義っぽいほうが面白いかな。
後半は雑談っぽくなってきてる。
- 3アクトストラクチャー
- テーマとゴールは違う
- 『Screenplay』シド・フィールド
- 『Story』ロバート・マッキー
- 「アダプテーション」
日替りカフェを起こした人の本。
人には家と職場以外のサードプレイスが重要。
読み物として面白い。
マニュアルがちゃんと作られている。
ちゃんとした事業計画だ。
- お客と顧客はちがう。顧みてくれるお客さんが顧客。
試写会。九段会館にて。
- 監督:テリー・ギリアム
- 脚本:テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン
2007年、ロンドン。パルナサス博士が率いる旅芸人の一座が、街にやって来た。博士の出し物は、人が密かに心に隠し持つ欲望の世界を、鏡の向こうに形にしてみせる「イマジナリウム」。博士の鏡をくぐりぬけると、摩訶不思議な迷宮が待っている。1000歳になるという博士には、悲しい秘密があった。かつて “不死”と交換に、娘を悪魔に差し出す約束を交わしてしまったのだ。タイムリミットは、3日後に迫った娘の16歳の誕生日。記憶喪失の青年トニーとともに、博士は、鏡の迷宮で最後の賭けに出る。彼らは、娘を守ることができるのか ―?
すごーく難しい。物語がないからだ。それなのに、作品中で「物語の有無の是非」について議論している。まるで仮面ライダーディケイドのようだ。これがテリー・ギリアムの世界か。
鏡の世界に入ることで主役の人相が変わる。それはヒース・レジャーの死去による偶然の演出ではあるのだが、これも仮面ライダーディケイドっぽい。ただ、鏡の世界は並行世界ではなく、人物の内面なのである。
博士と悪魔が言い争っている。悪魔は言う。
物語がなくても世界は成立するじゃないか
一方の博士は、
世界には物語は必要だ!!
と主張する。じゃあ、賭けをしようじゃないか。
賭けには勝った。
でも、結局のところ、世界は物語なんて必要としていなかったんだ。
そこからこれといった物語は何一つ語られない。テリー・ギリアムの眩いばかりの映像美に見せられながら、物語なんてどーだっていいと観客は思い始める(たぶんみんなそう)。これでいいのかなあ。よくわかんない。映像がすごいから、そんなのもういいんだ。ってなるけど、これはひょっとすると間違った「選択」なのかもしれない。
ラストで子供が質問する。
「これってハッピーエンドになるの?」
「そんなの、保証なんかできないよ」
世界に「物語」は必要なんだろうか。
— [本] 『本日の水木サン 』ぜんぶ reblog したい!!
— [映画] 『愛のむきだし [DVD]』満島ひかりが可愛すぎてそれだけでOK!! なのにパンチラとか最高です!! クンフー少女だし!! あとツバとか!! ベロチューとか!! 罵詈雑言を浴びせられるところとかMなひとにはタマラナイ!! それにオナニーもあるんだよ!! なんという童貞映画。童貞賛歌は勇気の賛歌ッ。
一方で、西島隆弘(AAA)の勃起もすごい。イケメンの勃起。アイドルなんでしょーAAAって。アクションしながらパンチラ撮影して勃起するアイドルってねえ、普通では考えられない。
そして極めつけは、安藤サクラ!!!!!!! 安藤和津の顔でパンチラしてるとかねえ、もう……何なの?怖すぎるよ!!! うげええええええってなるよ!! 気持ち悪いよ!! 彼女は本当にいい役者だ。素晴らしすぎる。今後に期待。
ストーリーは、よく分からん。4時間も必要なのかというと、それもよく分かんない。ラストもいまいち理解不能。
でも、すっごいよ。おすすめ!
— [本] 『全脳思考 』- 情報社会と知識社会の違い
- U理論
- 営業している会社は、もはや時代遅れ。
- マーケティング新五原則
- 氏名検索
- 検索を促すネーミング
- 自己投影型消費を支える物語
- 物語にスムーズに入り込める導線
- サブエピソードを共有する場
スリーパー曲線(Sleeper Curve)。メディアが複雑になれば、要求される知能レベルが上がる傾向にある。