Archive of posts from 2010-1

« 2009-12 | 2010 | 2010-02 »

[映画] District 9

英語で観たので、字幕のあるエイリアンのセリフはちゃんと理解できてるけど、人間のセリフは半分くらいしか理解できてないという本末転倒な感じになってしまったが、それでも大筋は理解できた。

いちいちグロいので少し吐きそうになるけど、銃撃戦は爽快。一方でストーリーは弱すぎる。そもそもの前提が欠落しまくってるよ。でも、まあ、設定勝ちかなあ。

[映画] 『チョコレート・ファイター [DVD]』

これはすごいわ。カポエイラとの対決なんてゾクゾクした。笑いが出るほどカッコいい。本物だ。途中、なぜかブルース・リーっぽい動きをするのが気になったが、これはWikipedia によると、

製氷工場でのアクションシーンはブルース・リーへのオマージュである。この場面で『マッハ!!!!!!!!』のアクションシーンがところどころに挿入されているが、ピンゲーオ監督によれば本来はブルース・リーの映画を使いたかったが著作権の都合で断念したという。そのため、ゼンが初めて怪鳥音を発する場面が繋ぎ的に不自然になっている。(『マッハ!!!!!!!!』には怪鳥音を発するシーンは無い。)

とのことらしい。なるほど。

物語はあってないようなもんなんで、まあ、仕方ない。

とにかく 小キック!! 小キック!! 細かな打撃にこそ力量が表れるよね。

[本] 『ピクサー流マネジメント術 』

感心するけど、Google っぽいので、割と見慣れた内容かも。
最初の試行錯誤時期の大赤字をかぶってくれる(ジョブズのような)人がいないといけないよなあ。

  1. 真の才能を持った人間は非常に稀である。
  2. 管理職の仕事はリスク回避ではなく、危機が発生したときに素早く回復させることである。
  3. どんなときでも本音で話し合えなくてはならない。
  4. 思い込みを常に見つめ直し、ピクサーの素晴らしい文化を壊しかねない欠点を探し続けなくてはならない。
[本] 『時計じかけのハリウッド映画 』

もっと講義っぽいほうが面白いかな。
後半は雑談っぽくなってきてる。

[本] 『コモンカフェ』

日替りカフェを起こした人の本。
人には家と職場以外のサードプレイスが重要。
読み物として面白い。
マニュアルがちゃんと作られている。
ちゃんとした事業計画だ。

[映画] Dr.パルナサスの鏡

試写会。九段会館にて。

2007年、ロンドン。パルナサス博士が率いる旅芸人の一座が、街にやって来た。博士の出し物は、人が密かに心に隠し持つ欲望の世界を、鏡の向こうに形にしてみせる「イマジナリウム」。博士の鏡をくぐりぬけると、摩訶不思議な迷宮が待っている。1000歳になるという博士には、悲しい秘密があった。かつて “不死”と交換に、娘を悪魔に差し出す約束を交わしてしまったのだ。タイムリミットは、3日後に迫った娘の16歳の誕生日。記憶喪失の青年トニーとともに、博士は、鏡の迷宮で最後の賭けに出る。彼らは、娘を守ることができるのか ―?

すごーく難しい。物語がないからだ。それなのに、作品中で「物語の有無の是非」について議論している。まるで仮面ライダーディケイドのようだ。これがテリー・ギリアムの世界か。

鏡の世界に入ることで主役の人相が変わる。それはヒース・レジャーの死去による偶然の演出ではあるのだが、これも仮面ライダーディケイドっぽい。ただ、鏡の世界は並行世界ではなく、人物の内面なのである。

博士と悪魔が言い争っている。悪魔は言う。

物語がなくても世界は成立するじゃないか

一方の博士は、

世界には物語は必要だ!!

と主張する。じゃあ、賭けをしようじゃないか。

賭けには勝った。
でも、結局のところ、世界は物語なんて必要としていなかったんだ。

そこからこれといった物語は何一つ語られない。テリー・ギリアムの眩いばかりの映像美に見せられながら、物語なんてどーだっていいと観客は思い始める(たぶんみんなそう)。これでいいのかなあ。よくわかんない。映像がすごいから、そんなのもういいんだ。ってなるけど、これはひょっとすると間違った「選択」なのかもしれない。

ラストで子供が質問する。

「これってハッピーエンドになるの?」

「そんなの、保証なんかできないよ」

世界に「物語」は必要なんだろうか。

[本] 『本日の水木サン 』

ぜんぶ reblog したい!!

[映画] 『愛のむきだし [DVD]』

満島ひかりが可愛すぎてそれだけでOK!! なのにパンチラとか最高です!! クンフー少女だし!! あとツバとか!! ベロチューとか!! 罵詈雑言を浴びせられるところとかMなひとにはタマラナイ!! それにオナニーもあるんだよ!! なんという童貞映画。童貞賛歌は勇気の賛歌ッ。

一方で、西島隆弘(AAA)の勃起もすごい。イケメンの勃起。アイドルなんでしょーAAAって。アクションしながらパンチラ撮影して勃起するアイドルってねえ、普通では考えられない。

そして極めつけは、安藤サクラ!!!!!!! 安藤和津の顔でパンチラしてるとかねえ、もう……何なの?怖すぎるよ!!! うげええええええってなるよ!! 気持ち悪いよ!! 彼女は本当にいい役者だ。素晴らしすぎる。今後に期待。

ストーリーは、よく分からん。4時間も必要なのかというと、それもよく分かんない。ラストもいまいち理解不能。

でも、すっごいよ。おすすめ!

[本] 『全脳思考 』

[本] 『ダメなものは、タメになる 』

スリーパー曲線(Sleeper Curve)。メディアが複雑になれば、要求される知能レベルが上がる傾向にある。

« 2009-12 | 2010 | 2010-02 »