[本] 『ピクサー流マネジメント術 』
感心するけど、Google っぽいので、割と見慣れた内容かも。
最初の試行錯誤時期の大赤字をかぶってくれる(ジョブズのような)人がいないといけないよなあ。
- 管理4原則:これらはピクサーだけでなく、ディズニーにも通用した。
- 真の才能を持った人間は非常に稀である。
- 管理職の仕事はリスク回避ではなく、危機が発生したときに素早く回復させることである。
- どんなときでも本音で話し合えなくてはならない。
- 思い込みを常に見つめ直し、ピクサーの素晴らしい文化を壊しかねない欠点を探し続けなくてはならない。
- 持続可能なクリエイティブ組織をつくる。
- 素晴らしい作品を生み出す鍵は、優秀な共同体を構築することにこそある
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クリエイターに権限
- ピクサー労働倫理
- 社員全員が、誰とでも意思伝達する権利を持つ。
- どんなアイデアでも、常に歓迎されなくてはいけない。
- 学術機関で起きている技術革新に常に敏感でいなければならない。
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数々のIT企業が成功しては失敗していく。(中略)失敗した会社にいた知り合いの多くは、内省的ではないという点で共通していました。(中略)映画が完成するたびに事後分析を行うことが習慣になった。(中略)事後分析のやり方にバリエーションをつけることです。(中略)話し合いの材料として、大量のデータを持ち込むべきです。(中略)社員の多くは業務内容を数値化したり、分析できるわけがない、と思いがちです。しかし、作業時間や成果物など、数量化できるものを多く含んでいます。各工程における作業速度や、やり直しを行った回数、あるいは、それぞれの工程において、きちんと作業をさせてから次の工程に送り出したのかどうかなど。
- ストーリーは常に変わり続けるから、絶対にカットされることのない場面から作業に当たる。