Archive of posts from 2008-5
— [映画] 『パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]』つまんない。
2世界が個別ではダメだと思うなあ。リンクしないと。
つーか、主人公のアホさ加減にゲンナリ。「何も食べてはいけないよ」→食べる→「ぶどう2つならOKだと思った」みたいな。もっと話を丁寧に作りましょう。
— [映画] 『プラネット・テラー プレミアム・エディション [DVD]』あるあるネタをサンプリングして全編つなげたような感じ。
面白かった。マシンガンの義足だけでご飯3杯食べれそう。
— [本] 『インターフェイス指向設計 』角谷さんより献本いただいた。# はやく知らない人から献本もらえるようになりたい!
なんというか、評価の難しい本ではあるのだけど、監訳者まえがきにあるように、
オブジェクト指向の「ワン、ニャー」と「現実のシステム」との間に乖離を感じている人にとっては、その溝を埋めてくれるものになりましょうよ。ページ数が少ないので、なんともいえない尻切れ感があるけれど、こういう類の本はどれも鈍器本なので、そういうものに嫌悪感を感じている人にはいいと思います。
こないだ「公布済インタフェース」という訳について聞かれたんだけど、それは本書に載るからだったんだね。
それはそうと、ブレースの位置がキモい。GNUスタイルってやつ?
— [本] 『ベンチャーキャピタルからの資金調達』前半がVC目線。後半が社長目線。
社長目線のは上場目的なんだったら読むといいのかも。
こないだのBSCの人が書いてる。
前半はそもそもの良し悪しが分からん。
竹田陽一さん経由でしか知らない人には得ることが多々あるが、マンガなので内容は浅い。
— [本] 『戦略とは何か 』ドラッカーが推薦文を書いてるけど、
なんつーか、上っ面だなあ。
10ページくらいで面倒くさくて読むのをやめた。
今後は読むのをやめようと思った。
このへんからジャンプで読むのをやめたんだなあ。
— [映画] 『たそがれ清兵衛 [DVD]』娘は父親のダークサイドを微塵も感じてないようだったけど、
それは違っていて、
あの件で自分とのダークサイドと決別したんだよなあ。
ダイレクトレスポンスマーケティングを上っ面だけで実践すると、長期的にはうまくいかなくなる、っていうことをこんなに若い人が気づいているのが凄いなあ。
参考文献の1番目が神田さんの本ではなく、『ハイパワー・マーケティング』なのは、狙ってんのかなあ。
— [本] 『経営戦略のトリセツ[取扱説明書]』なかなかいいまとめ。ランチェスター戦略に触れているところなんかは、そこいらの書籍とは違う感じ。ただ、後半はアルファベットを多用した普通の書籍になっちゃってる。残念。
— [本] 『【新版】小さな会社にも活用できるバランス・スコアカードの創り方』BSCは単なる思考ツールなので、その先の試行錯誤が重要、ということがよく分かる。文章の書き方も平易で、すらすら読める。
続きは『見てわかるバランス・スコアカードの創り方 [DVD]』で、ということらしいが、これは買ってもいいかもしれない。
メモ
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人事評価は「行動評価(上司の評価)」「スキル評価(テスト)」「業績評価(BSC)」で。
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BSC構築ステップ
- ビジョン策定
- SWOT分析
- クロス分析
- 戦略マップの作成
- 重要成功要因の設定
- 業績評価指標の設定
- 目標とアクションプランの作成
- 実績と結果の分析
Amazonのレビューが★5つばかりでかなり不自然だとは思ってたんだけど、案の定、あまりいい本じゃなかった。2/3はBSCですらないし。いちおう基本的なことは書いてあるんだけど、「BSCって何?」程度のことは Wikipedia でもいいわけで。
まあ、誰がやったにせよ、レビューSPAMは著者の印象が悪くなるよね。
— [本] 『売り込まなくても売れる!実践編 トップ1%の営業マンから生まれた「高確率セールス」』高確率セールスの本。サイトはここかな。
買ってくれない客(低確率な客)につきあうのはムダなので、
トランプのカードをめくるように次々と(1日3時間)電話をかけていく。
淡々とした口調でクローズドクエスチョンを投げかけ、
「ノー」だったら「わかりました、さようなら」。
「イエス」だったら次のクエスチョン。
「中断されない1時間」で
「信頼と尊敬を確認するプロセス」を経てクローズ。
外資系の保険会社とかは割とこういう電話をかけてくるなあ。
— [本] 『独立を考えたら読む本』この人はどの本も内容が一緒だなあ。
でも、この本がいちばん詳しい感じがした。
「報連相」の第一の対象は「お客」にすべき、というのは納得。
— [本] 『Agile Estimating and Planning (Robert C. Martin Series)』先ほど「17章読め」とあったので、読んでみたけど、うーん。
プロジェクトバッファの算出
いきなり公式が出てきてるけど、こういうこと(だと思う)。
前提として、
w: 最遅値(90%)
a: 平均値(50&)
σ: 標準偏差(SD)
と表す。
正規分布時には、95%の値(w)は平均値(a)から2SD(2σ)の距離にあるので(ここでは90%と言ってるけど、無視して)、σは、
2σ = (w - a)
σ = (w - a) / 2
となる。ref - 20080325#p02
また、
σ = √分散
なので、各ストーリーの分散は、
分散 = ((w - a) / 2 ) ^ 2
と表せる。
で、ストーリー全体のプロジェクトバッファも2SDにしたいので、
プロジェクトバッファ
= 2σ
= 2√(ストーリー1の分散)+(ストーリー2の分散)+...+ (ストーリーNの分散)
つまり、
2σ = 2 √((w1 -a1 ) / 2 )^2 + ((w2 -a2 ) / 2 )^2 + ... + ((wN -aN ) / 2 )^2
となる。これを簡略化して、
2σ = √(w1 -a1 )^2 + (w2 -a2 )^2 + ... + (wN -aN)^2
となる。これが、p.195の公式。
— [本] 『リーン開発の本質』散文的でいい話をまとめました形式なのでリズムよく読めないなあ。
でも、ポイントポイントではいいことを言ってる。
ただ、範囲が広い分、底が浅いので、参考文献から別の場所へ飛ぶべき(あ、bliki_jaが載ってる!!)。
メモ
「すばらしいじゃないか!問題を早期発見したぞ」
W・エドワーズ・デミングの「深遠なる知識の体系」と「14項目」。
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- 恐怖感を持たせない。
- 10.スローガンや説教、到達目標の使用をやめる。人ではなくシステムを変える。それはマネジメント側の責任。
- 11.作業者への数値的ノルマをなくす。(システムを提供するということか?)
- 12.固定給の作業謝意は、毎年の査定をやめる。
決定論的なスケジュールは間違った手法。次の3つのいずれかの手法を使うほうがいい。
- モンテカルロ・シミュレーションを使って確実性を上げる
- CCPMを使用してプロジェクトバッファを用意
- 責任をベースとした計画と制御にする
情報共有と協力が不可欠な場合には、
個人の管理範囲よりも影響範囲に基づいて報酬が与えられるべき。
関係的契約は、製品仕様を契約でうまく記述することはできない、という想定に立っている。そのため、契約内容は、「各社がどのように協業するか、何を提供していくか」に重点を置いている。良好な協力関係ができれば、ドラッカーが言うように、コストは30%程度抑えられる。
関係的契約の例は http://www.leanconstruction.org/ に載っている。
- CCPMは「依存関係が事前に計画できる」ものに対する解決策に過ぎない*。←それ、もうアジャイルで解決できてるよ。『Agile Estimating and Planning』の17章読め。
かんばん方式
かんばん方式(後工程引き)は生産計画の微調整の手段にすぎない(かんばん方式がジャストインタイムなのではない)。多品種少量生産が主である中小メーカーでは、かんばん方式を適用できる領域は限られている。
多品種少量生産型では、「押し込み型」がよい。その際、列車運行表のメタファを使うとよい(各駅の通過時間を決める)。
物申す
正しいかどうかは機械に聞く。
納期日以前に管理納期日を設ける
納期日より前(管理納期日まで)につくった完成品は在庫ではなく、出荷待ち製品。
— [本] 『決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)』これはいい本!4章までは落ちこぼれずに着いて行けた!
最後の章はあとで読む。
— [本] 『勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─ 』悪い内容じゃないけど、既存の考えをつなぎ合わせた内容なので統一感に欠けるかなあ。
長時間労働を否定する記述は素晴らしいと思う。
— [映画] 『ザ・プレイヤー [DVD]』メタな映画。再帰的な映画。
id:yomoyomoさんが「アルトマン復活の傑作」とおっしゃっていたが、
監督や役者やハリウッドに詳しい人なら、かなーり楽しめるはず。
僕はあまり詳しくないけど、それでも楽しめたよ!
プロセスマネージメントについて。
誰でも得手不得手があるので、
仕事を細分化していって、
それぞれが得意な担当につけばいい、
というもの。
ムダ取りによる多能化とは逆方向に見えるけど、
こちらは「線」で、多能化は「点」なんだろうな。
視点が違うだけ。
「得意」になれば、別に問題ない。
USP(ユニークセリングプロポジション)
売りたいお客さまに売るための売り文句。
買ってくれたお客さまに「なぜ買ったのか」を聞くことでヒントを得る。
売れるしくみ4ステップ
- 集客
- 見込み客フォロー
- 販売・見極め
- ファン化
#多くのシステムだと顧客以前のステータスがないよなあ。どうしたもんか。
リレー方式
それぞれのステップの担当を別々にする(集客はマーケティング職、販売は営業職など)。
アドオン型
特定のステップにサポートをつける(ヒアリング時はエンジニアを同行させる等)。
ピールオフ型
属人的ではない仕事(納品、請求書発行、集金)を引きはがして(ピールオフ)、営業職は属人的な仕事に専念する。
#接近戦というやつだなあ。
人事評価はプロセス主義で
プロセスに忠実かどうかで判断。これで売上や利益を気にせずに仕事ができる。
#とはいえ、個人目標を売上にさせたら意味なくないか?ここはおかしいと思う。嫌悪感すら覚えた。
プロセスの設計はマネージャーが
#これはいい。当然、現場の声を聞きながら一緒になってプロセスを改善する必要はあるでしょう。
— [本] 『パラダイス鎖国 』うーん、でっていう。
オジサンとかには受けがよさそう。