Archive of posts from yyyy-10-25
— [映画] 『X-MEN2 [DVD]』TVでやってたやつ。1も見たこと無いし、2もはじめてみた。ファーストジェネレーションのミスティークがこんなに強くなってるのが不思議で仕方ない。プロフェッサーXの妹だったじゃん。声もあんなに変わっちゃって。
お話としてはなんだかなあ(特にラスト直前)と思うけど、マグニートーとプロフェッサーXの関係が萌えるので全部OK。
iTMSで1をレンタルしてみたけど(300円)、ダウンロードに2時間くらいかかるので、また明日見ることにする。
— [本] 『ワンダーゾーン』ナポレオン・ヒルなどの自己啓発の翻訳者である田中孝顕氏の話が載っているというので読んでみた(その他にも自己啓発セミナーの参加レポートなどたくさん話が載っているのだが、文章が読みにくいのでスルーした)。
生まれてまもなく養子に出されたというエピソードから始まり、高校時代には焦燥感と不安感から東京中の催眠術師を回ったとか、270万円で「脳波フィードバック装置」を購入したとか、なかなか香ばしい話ばかりだが、そのなかでも印象に残った部分を抜粋。
- きこ書房はエス・エス・アイの関連会社。池袋に直営の書店がある。
- 読者が資料請求はがきを送ると、ノルマの厳しい営業部員から電話攻勢をかけられる。
- 料金が高いほど中身が濃くなると錯覚する
- サラリーマン時代に副業で月300万円の利益を上げていた(海外ブランド品の並行輸入)
- 最初の事業が失敗したのが原因で、会社にヤクザが押しかけてきた。ヤクザが来るたびに心臓が高まるが、自分で作った自律訓練法のプログラムが役に立たなかった。
- (アムウェイを指して)コミュニケーション・ビジネスは安易だと思いますね。あんなので金が儲かるわけがない。儲かる幻想をいだいているだけです。
- ナポレオン・ヒルのユーザーは、会社員についで警察官や教師が多い。「割の合わない」職業のひとたちが心のバランスを取ろうとしているのではないか。
- バブル崩壊後、自己啓発関連企業は軒並み倒産したが、エス・エス・アイは売上を伸ばしている。
ジンバブエのムガベ大統領が白人から農地を強引に国有化したことに対し、白人の農場経営者の親子が南部アフリカ開発共同体(SADC)に裁判を求めるというもの。
農地には嫌がらせ繰り返し行われ、裁判を取り下げろと誘拐され暴漢までされる。しかし、それでも2人は戦う。国家が成立してないので、国際裁判やっても意味がないのだけど。
— [映画] 『カナリア [DVD]』オウム事件を元にした作品。タイトルの「カナリア」は、社会システム(や教団)の「毒」に敏感な子供みたいなことでいいのかな。
それにしても、冒頭で児童相談所を脱出する動機が不明。従順に洗脳されてたわけでもなさそうだし。
元信者の場合、子供よりも大人のほうが描くべきことが多いように思うのだけど。
— [本] 『プロマネ現場読本 』SIな仕事の流れをよく知らないので参考になりました。
提案や契約段階にも触れられているというのは貴重だと思いました。
なんか内容知ってたから以前読んだことがあったのかも。
前1/3くらいしか読む価値がないが、冒頭の砂時計の話(自己啓発系Aさんを卒業すると今度はBさんに行き、Bさんを卒業すると、Cさんに行く、の繰り返し)は耳が本当に本当に痛い。
— [本] 『コンピュータ翻訳&ローカライズ完全ガイド (イカロス・ムック)』カタログなのか記事なのかよく分からないレイアウトでそーとー読みにくいんだが、内容はそれなりにまとも(だと思う)。ソフトウェア業界における翻訳者の立ち位置や注意事項が、同業者、発注者、両方の視点から書かれてあって分かりやすい。こういう本は他にあまり見かけないもんだから、かなり貴重なんじゃないだろうか。個人的に、隣の島のひとはこういうことをやってるんだーという感じで、大変面白く読めた。
あと、受け売りで「入力するスペースはすべて半角」に設定した。ATOKの場合、
プロパティ > 入力・変換 > 入力補助 > スペースキーで入力する空白文字
で設定できる。