Archive of posts from yyyy-03-25

[本] 『ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49』

こういうアプローチは好きだけど(『アジャイルレト(ry』と同じだけど)
この薄さで1500円は高くないか。

ぜんぜん他人ごとではないのだけど、この分野の文章はどうしてもカタカナ過多になるんだなーと思った。コミットメントは「約束」と書いてあった。それはそれでどうなんだ。

最後に記載されていたmixiのコミュニティが見つからない。

[本] 『その数学が戦略を決める』

統計を学ぼうと思った。

訳文が読み易過ぎる(氏にしては口調が丁寧)。参考にしたい。

メモ

2SD, ベイズ

[本] 『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』

多様性が重要。
昭和的価値観を知った上で、自由にやれよ、というお話。
ぜんぜん普通のことじゃんと思った2001年入社’本書によると、この年に入社人たちからおかしいらしいよ’な俺はすでにアウトサイダーなのかなぁ。
学生時代をまったりか強度かで生きた人たちならば、
社会人になってからもその通りでいけばいいだけじゃんか。
でも、その強度な例として外資系証券会社で20代後半歳で年収うん千万とかを出されると熱が出そう。

それはそれとして、アウトサイダー臭がする人に近づいていって話を聞くというスタイルはいいなあ。それで、松本圭介さんみたいな人に会えるのはいい。

[映画] 『ホステル コレクターズ・エディション 無修正版 [DVD]』

話が直線的なのでそんなに楽しめない。
拷問モノなので楽しいわけはないんだけども。

こういうのって苦手なんだけど、血はまだ大丈夫。
だけど、液体はイヤだなあ。ゲロ吐きそうになった。

タランティーノっぽいといえば、
ホステルのロビーで流れるTVには『パルプフィクション』。
あと、ヤクザ?役に三池崇史。
日本人女性の日本語に日本語のメール。
ぜんぶ意味はないんですけども。

[本] 『カリスマ体育教師の常勝教育』

いろいろ考えたが、やっぱここで言ってることは正しい。俺、賛成。という立場をとることにする。いいことがたくさん書いてある。ので、読んで損は無い。

残念なのは(本書にも書かれてあるが)ここで培われたものが、高校へ行き、社会に出て、という過程で崩壊してしまうことだろう。問題は、第一に、この著者が考えるように「社会がダメだから」。第二に、「目標のベクトルを合わせることはなかなかに難しいから」。

前者に関していえば、

「頑張ってくれ」としか言いようが無い。寝技最強を謳っていても、圧倒的な立ち技の前に屈することはしばしばあることだ。圧倒的な力、圧倒的な笑い、圧倒的な美、圧倒的な悪、などなど、自分じゃどーしよーもないことだってそりゃあるさ。諦めて従順になるのもそれはそれでアリなのです。

本書のなかで「アイスクリームを食べない」という目標を立てた生徒がいた。大会に優勝した生徒たちのために、あるシェフがシャーベットを出してくれた。で、こいつはそれを食べなかった。あーあーあーダメだね、って思った。そこは食べろよ。たまにいるんだ、こういう奴。目標とかなんとか言う前に、こういう人間にならないよう注意すべきです。

後者の問題は解決が難しい。

「○○大会で一位」なら目標設定もしやすいだろう。だけど、実際は、目標なんてあってないようなもんなーんてことはしばしば起こり得る。グレーゾーンなんて言ってるけど、あれはレベルの差異であって、ベクトルそのものをそっちに向けるもんじゃない。

目標を見つけ出すこと、見つけたら見つけたで、そのベクトルが合ってるかどうか。なんて考えていくと、一体何を拠り所にしていいのかよく分からなくなるのです。そこで本書では「理念」という言葉を持ち出してはいるけど、その理念はどこからくるの?それは正しいの?そもそも目標立ててどーすんの。目標が達成されたからって、何がどーなの。なんて考えていくと、なにがなんだか分からなくなってくる。宮台風に言うと「底が抜け」るんですな。お前の言ってる理念はお前だけのもんだ。とかなんとか。

まあ、そこは範疇じゃないかもしれない。

この原田メソッドをイイ!と思っている人が集まれば、それでいいのかもね。