Archive of posts from 2010-12
— [映画] 『恋はデジャ・ブ [DVD]』訳書に引用があったので観てみた。
ビル・マーレイが、2/2をエンドレスで繰り返してしまうというもの。
朝6時になるとすべてがリセットされるので(本人の記憶だけは残る)、
犯罪でもなんでもやりたい放題。
これから起きることがすべてわかるので、全能感にも満たされる。
でも、あることがきっかけで、人生に絶望する。
自分は閉じ込められている。どこにも逃げ出せない。
気持ちの持ち方次第で、同じ日がさまざまな様相を呈するのだ。
最高の毎日。退屈な毎日。絶望に満たされた毎日。
つまり、あなたはどういう生き方をしたいのか?という問いかけだ。
Wikipediaによると、町山さんがこれをニーチェの永劫回帰だと言っているそうな。
(Podcastでは内容を全部しゃべっているので、映画を見たあとに聞いたほうがいいかもね。)
設定上では、同じ毎日を数十年間続けるらしい。
量をこなせば質に転換するもので、ある種の真理にたどりつく。
それは、
- リタは利他なんだよ!!**
ってことなんだなあ。うまいことできてる。
— [映画] 『ヒーローショー [DVD]』タマフルで上位に上がっていたので観てみた。
本気で痛いと思わせるのはさすが井筒監督だなーという反面、
特に物語もなく、後半はえらく退屈。
まあ、石井あみのおっぱい!ということで見るのもいいかも。
— [映画] 『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか [DVD]』見たとは思うんだけど、ぜんぜん記憶がないので見てみた。ずっと退屈だけど、最後のストレンジラヴ博士の挙動がクソおもしろい(手を抑える)。
— [映画] 『小さな命が呼ぶとき [DVD]』映画としての評価はよく分からないが、
これが実話だということだけで観るに値する作品。
単なるお涙頂戴ではなく、
決断と実行と説得にこそ人は動かされる。
スーパーヒーローが何なのかよく分かっている!!
作り手と観客が100%共感するという素晴らしい作品だなあ。
話の題材的にどうしても二次制作的になってしまうところは否めないが、
数々の引用やオマージュが散りばめられてあってよく勉強しているし、
クライマックスでポップな音楽を流すとかはオリジナリティがあって良いと思う。
一般人がヒーローに憧れる王道の流れは踏襲しつつも(ウォッチメン的といってもいい。ここはここでよくできている)、他人の「本物」あるいは「本気」を見せられると、一般人だって「感化される」というところがポイントなんだと思う。「本気は人を変える」といってもいい。それがヒーローだし、ヒーローの原動力でもある。いやあ、感動したなあ。
その「本気の」ヒット・ガール役のクロエ・グレース・モレッツが猛烈にかわいいんだなあ。
彼女が本当の主役なので(視点がキック・アスになってるだけ)、その活躍っぷりには目を見張るばかり。超絶カッコいいんだ。あとで調べたら、「(500)日のサマー」の相談役の子なんだってね!
それからお父さんのニコラス・ケイジのコメディがいいんだなあ。これが。
娘とのコントとかクイズとか30万ドルの銃とか。どれも素敵だ。
今まであまり好きな役者じゃなかったけど、大好きになったねッ!!
レッド・スミス役のクリストファー・ミンツ=プラッセのクソむかつく顔もいいんだよなあ。絶対どこかで見たことある顔だと思ったら、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」に出演してたのか。特徴ある顔はいいですなあ。
主役のアーロン・ジョンソンは、これといって特徴あるわけじゃないけど、「ノーウェアボーイ」のジョン・レノン役の人か。今後も活躍するんでしょうなあ。
監督のマシュー・ヴォーンは知らなかったけど、ガイ・リッチーのプロデューサなのかあ。来年には「X-Men: First Class」が監督が予定されているらしい。これは期待ですな。
残虐な場面が多々あって、
そこは賛否両論あるかもしれないけど、
いい作品でした!!
ダブル
吉川晃司は素晴らしいけど、あとは何だかなあ。
どうせならVシネとかでスカルだけの映画を作ってもらいたかった。
仮面ライダーを踏襲した設定もあるにはある
(クモとコウモリ、スカルになりたくてなったわけじゃない)し、
ダブルの設定も引き継いでいる(テキ屋のおっさん、シュラウド)けど、
なんで大阪から出てきて離れて暮らしているのかとか、
なんでそこで電話に出るのとか、
なんでメロリンQと一緒なのとか、
その歌手はいらんやろとか、
そこは女子高生時代のお姉さまが出てくるべきだろとか、
フィリップを助けるきっかけを描けよとか、
いろいろありんすね。
本当にスカルだけでよかった。スカルだけで。メロリンQとかいらない。
オーズ
なんじゃこら。欲望と無欲の対比を考えたところまでは良かったんだろうけど、なんかぐっちゃぐちゃ。
MOVIE大戦
COREって何だよ。唐突過ぎるだろ。
そもそも敵が巨大なのはダメだ。
我々は等身大のヒーローを見たいんだから。
まあ、映画はいつもこんなもんですよね。残念だけど慣れたわー。
— [本] 『できる人の教え方 』- 論理ブロック
- トピックの提示、サポート、具体例・反論、結論
- 講義・演習・解説・復習・演習
- 「簡単」と「難しい」の波を作る
-
8割(難しい 簡単)だと、つまらない - 配布資料には大事なことは書かない
- モチベーション
- 楽しい、将来の目標、認められたい
- 期待する、大丈夫だと言う、短期目標を繰り返して言う、ほめる
- 顔を潰さない、間違ってもOKの雰囲気
- 中途半端に出来る人はプライドが高くて教えにくい → ショック療法(難しい課題など)
- 教育界のブラックジャック(教員免許を持っていない)
羅列的な感じ。普通かな。体験談があるのはいい。20代のがむしゃら。
- 1対1ノート術:書いたら覚える
- 100個書いて1覚える(100対1)にしない
- 問題集に書く
人間観察的なやつ。小さな世界観で物語を作る楽しみというのもあるんだろうなあ。
— [本] 『よつばと!(10) (電撃コミックス)』そういえばこれも読んだんだった。
ミウラのお母さんに「おかしたべてもいいですか?」と聞くところなんかは、大人になったなーという感じでいいなあ。
あと、風香の天然っぷりは流石です。
これといった結末はなかったけれど、
最終巻ということで感慨深かったですなあ。
面白かったあ。
全体的にドタバタしてるのがいい。