[映画] 『恋はデジャ・ブ [DVD]』
訳書に引用があったので観てみた。
ビル・マーレイが、2/2をエンドレスで繰り返してしまうというもの。
朝6時になるとすべてがリセットされるので(本人の記憶だけは残る)、
犯罪でもなんでもやりたい放題。
これから起きることがすべてわかるので、全能感にも満たされる。
でも、あることがきっかけで、人生に絶望する。
自分は閉じ込められている。どこにも逃げ出せない。
気持ちの持ち方次第で、同じ日がさまざまな様相を呈するのだ。
最高の毎日。退屈な毎日。絶望に満たされた毎日。
つまり、あなたはどういう生き方をしたいのか?という問いかけだ。
Wikipediaによると、町山さんがこれをニーチェの永劫回帰だと言っているそうな。
(Podcastでは内容を全部しゃべっているので、映画を見たあとに聞いたほうがいいかもね。)
設定上では、同じ毎日を数十年間続けるらしい。
量をこなせば質に転換するもので、ある種の真理にたどりつく。
それは、
- リタは利他なんだよ!!**
ってことなんだなあ。うまいことできてる。