Archive of posts from 2009-4
— [映画] 『イースタン・プロミス [DVD]』ゴッドファーザーだなあ。アクションシーンが生々しい。もう少しストーリーが長くてもよかったんじゃなかろうか。
— [映画] 『ウォッチメン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]』カットもアクションもいちいちカッコいいんだけど、ラストがあれかよ。うーん。あと、オジマンディアスの役者もなんか違う気がする。もっとマッチョじゃないとなあ。
— [本] 『WATCHMEN ウォッチメン(ケース付) (ShoPro Books)』均等コマ割りが永遠に続く恐怖。めちゃくちゃ読みにくくてねぇ、1週間くらいかかっちゃいましたが、無事に読み終えました。
“世界”への認識の深度がそれぞれのキャラクタに割り振られている。超越したり、達観したり、絶望したり、目を背けたり、近視眼的になったり。そのなかでヒーローができることは何なのか。ギャング退治が”本当に”やるべきことなのか。ベトナム戦争をこそ止めるべきだったんじゃないか。正義とは何だ。そもそも人類に価値はあるのか。救うべき対象がぼんやりしてくる。
まあ、現実の歴史はこうはならずに、別の形で冷戦は解消されたわけだけど、抽象化して考えてみることはいいことだ(DR.マンハッタンほどではなくとも)。
情報が同時進行したり、シンボルがAからBに移ったり、描写がすごく映画的だったなあ。
追記
モーションコミックのクオリティがすごい。これって日本語で発売されないのかなあ。
— [映画] 『26世紀青年 [DVD]』表層的なバカと対照的に、内容としては意外とマジメ。それは「アインシュタインが周囲を見てどう思っていたのか」という台詞に集約されるんじゃないかな。
あるいは、有吉の「バカに見つかる」という言葉が表す消費者のバカ具合。本当にバカのままでいいのか。怠けている人(主人公)でも、自分以上に怠けている人を見ると「働けよ」と言いたくなるのである。ゲータレードで植物は育たないのだ(マイナスイオンで○○はできないのだ!!)。
— [映画] 『ウォンテッド リミテッド・バージョン [DVD]』いろいろ混ざった娯楽映画。アンジェリーナ・ジョリーのSっぷりが超素敵。
一方でストーリーはめちゃくちゃ薄い。目指しているところは良さそうなんだけど(『マトリックス』の一歩先)、いまいち裏付けが弱い。”敵”の構成も微妙。
— [本] 『インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング』古い本だけど、こういう系の知識がまったくないので役に立った。
小手先の戦術だけだとダメ。
- 集客を(継続的な)売上に変える
- 業務処理速度の制約
- インフォミディアリ
- エリアが限定されているビジネスほど、スイッチボードモデルが適している
- 事業戦略上のツールとして、書籍を出版
- まずは、そのサービスのインターネット上でのマーケッタビリティの調査
- 商品ありきの事業はうまくいかない(需給関係の調査が必要)
- 「マーケティング」と「セリング」の違い
- キーワードから引き込む
- 『TVガイド』で未来予測
- ニュース性のあるプレスリリース
- 掲載誌をパンフレットに
- バックエンド
- 不特定多数の人間にいきなり売ろうとしても効率的ではない
- 外注してアクセル全開
- 長文
- ツアイガルニック
- 不用意にクリックを誘発する広告文にしない(無料を使わない)
- 企業メルマガでも個人のキャラクタ
- マーケティング、セールス、業務処理
- 1:多から多:多の対応へ(メールを多人数で処理)
- コミュニティ
技術者魂ってやつですかね。自分の作品(ここでは兵器)が使用される現場を目の当たりにした技術者の無茶。
面白かったです。
— [映画] 『トロピック・サンダー 史上最低の作戦』なんといっても、
- トム・クルーズ最高!!!**
内容も面白いんだけど、メタ的な内容だから”面白い”のレベルもちょっと違うんだよなあ。ある登場人物の台詞が最高だった。「悩みのレベルが浅いんだよ!」これってこの作品全編にあてはまりそう。
— [本] 『借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記』ただただ、圧倒されるなあ。『ナニワ金融道』レベルの名著。まるで自分のことのように胸が痛くなるわ。自分も著者と同じ「三鷹台」に上京したもんだから、なおさらだなあ。
それはそれとして、ビジネス的な教訓も考えないといけない。
結論としては、金持ち父さんのキャッシュフローゲームと同じで、
どんなに借金してても運用益のほうが高かったら、別にいーじゃん、っていうことですかね。
んで、そのツールとしては「名簿」と「マーケティング」。
まあ、いつも通りの結論にはなるけれど、その経験を通じた獲得プロセスが強烈すぎる。
- 中卒でも大企業なら、大卒中小企業よりも生涯賃金は高い
- 働くおじさんの裏には「働かせるおじさん」がいる
- 中毒性の高い事業は成功する
- 『月刊 頭で儲ける時代』
- 多様性、疑似体験
- 「払えるだけ1万円でも2万円でも入金する」という行為は、時効を中断すること
- 金持ちになるのが簡単な業種もあれば、そうでない業種もある
- 売上を伸ばさない税理士はダメ→簿記重要
- 元ヤン対エリート
- 名簿屋、大福帳を井戸に投げ込んで逃げる
- 許容できない場合には、うまいものを食べて、寝る
- 借金するんだよ
- 商品とお金を物凄いスピードで交換していけば、お金を作ることができる。データベースマーケティングでお客さんが列をなして商品を買ってくれる状態を作れば、商品とお金を物凄いスピードで交換できる。そのための名簿は、借金して広告費を投入すれば作れる。(以下略)
前半は目標の立て方。自己啓発書を何冊か参考にしているっぽい。
後半は経営コンサルなら「自分のペースで仕事ができる」からいいよーというもの。特にシニア世代にとっては、長年の知識を生かせること、初期投資が低いことから、コンサルタントがオススメだそうな。大手コンサルだと人月300〜500万換算なので、タイトル通り、週2,3で年収1000万円、フルタイム働いて3000万円ということもあるらしい。
- 得意分野を持って複数人でチームを作る
- 人脈重要
- 一旦金額が決まると上げにくい
- 映画「スーパーの女」を見ろ
- 提案書7項目
- プロジェクトの目的と当活動の目的
- 活動の範囲
- 活動の成果物
- 活動の基本的な考え方
- 活動の進め方とスケジュール
- 活動体勢(案)と役割分担(←たぶん誤字:s/体勢/体制)
- プロジェクトの成功要因
- 「お客様は自分たちではできないから、我々コンサルタントを雇うんだよ」
なんかありがちだなあ。漫画ならまだしも的な。