[本] 『借金の底なし沼で知ったお金の味 25歳フリーター、借金1億2千万円、利息24%からの生還記』
ただただ、圧倒されるなあ。『ナニワ金融道』レベルの名著。まるで自分のことのように胸が痛くなるわ。自分も著者と同じ「三鷹台」に上京したもんだから、なおさらだなあ。
それはそれとして、ビジネス的な教訓も考えないといけない。
結論としては、金持ち父さんのキャッシュフローゲームと同じで、
どんなに借金してても運用益のほうが高かったら、別にいーじゃん、っていうことですかね。
んで、そのツールとしては「名簿」と「マーケティング」。
まあ、いつも通りの結論にはなるけれど、その経験を通じた獲得プロセスが強烈すぎる。
- 中卒でも大企業なら、大卒中小企業よりも生涯賃金は高い
- 働くおじさんの裏には「働かせるおじさん」がいる
- 中毒性の高い事業は成功する
- 『月刊 頭で儲ける時代』
- 多様性、疑似体験
- 「払えるだけ1万円でも2万円でも入金する」という行為は、時効を中断すること
- 金持ちになるのが簡単な業種もあれば、そうでない業種もある
- 売上を伸ばさない税理士はダメ→簿記重要
- 元ヤン対エリート
- 名簿屋、大福帳を井戸に投げ込んで逃げる
- 許容できない場合には、うまいものを食べて、寝る
- 借金するんだよ
- 商品とお金を物凄いスピードで交換していけば、お金を作ることができる。データベースマーケティングでお客さんが列をなして商品を買ってくれる状態を作れば、商品とお金を物凄いスピードで交換できる。そのための名簿は、借金して広告費を投入すれば作れる。(以下略)