Archive of posts from 2005-10
— [本] 『BECK(24) (KCデラックス)』なんかもう惰性で読んでる感じ。
— [本] 『ディフェンシブ・ウェブデザインの技術 』プーさんのハニーハントに並んでいるときに読んだ。37signalsの本。
ユーザビリティに関する本は他にもたくさんあるんだろうけど、
ぼくはあまりそういうのを読んだことがないので、この本はすごくいい本だと思った。
言われてみればそうだなーということを、ちゃんと例示しながら解説してくれている。
また、日本語訳の注釈が入ってるのもイイ。
Webサイトの画面設計をする際に、そばに置いておくと良い感じ。
— [本] 『考える脳 考えるコンピューター』正直、よく分かってないんだが……。著者はインテルで半導体の仕事をしていたことから、当時の人工知能研究(計算機に「知能」を組み込む研究)が不毛だということに気づいていた。真の知能には、パターンのシーケンスを記憶し、それに基づく自己連想により予測する、という機能が必要となる。これは新皮質の振る舞いと同じである。
難しいなあ。でもまあ、なんかヒントをもらえた。キーワードは「自己連想」。連想のための情報の一部が欠けていてもOK。ほう。
— [本] 働きマン1巻〜2巻連載でぜんぶ読んでるつもりだったんだけど、そうでもなかった。
— [本] タッチ9巻〜26巻はー全部読んだ。80年代といえばタッチって感じがする。
ヴィンセントというか黒幕は、かなりタッちゃんの影響受けてるね。
— [本] タッチ1〜8巻sakusaku見てるとあだち充ネタが多々でてくるので、464.jpで読んでみた。なるほど。こういう話だったのか。和也が7巻で死んだので、とりあえず8巻まで読んだ。
— [本] 『県庁の星』/桂望実知事の思いつきで始まった「民間企業で一年間勤務」という研修。主人公である県庁職員が、派遣先のスーパーで民間と県庁での違いに悩みながらも、最後には成長していくってお話。設定は非常にイイんだけど、中身が希薄すぎ。
そもそもスーパーが経営不振っていうのがイケない。経営不振なんだったら問題だらけなわけで、「マニュアルがない」ってのも、「民間企業の常識」ではなく、大きな問題だと捕らえるべきだったんじゃねーの。文章作成がうまいんだったら、そのマニュアル作りからでも始めればよかったじゃん。
その過程で、マニュアルがなくても回ってるところ(たとえば魚の逆偽造のようなアイデア)に注目し、な、なんだってー!!(AA略)みたいな展開になり、その暗黙知をシェア→売上UP→リストラなくなる→ウマー→研修終了。ってのが理想。
なのに、よく分からん展開だったな。まったく意味不明。意味不明に詐欺にあったり。でも何もヘコたれてなかったり。詐欺にあったら動揺しまくりだろフツー。いみわかんね。何もかもが想像上でこねくりまわしただけみたいな印象。あーあと、Amazonのレビューにもあるが、誰がしゃべってるセリフなのかよく分からんかった。その都度、読み返すことになるのでかなりストレスだった。
まあ、映画になるということなので、読んでみるのもいいと思います。原作とはちょっと違った感じになるみたいですが。
— [本] 『“儲け脳”のつくり方』ネットバンクで詐欺にあうってのは本当なんだなー。
まあ、漫画喫茶でネットバンクにアクセスするってのが不用意なんだけど。
で、その後ホームレスになって、紀伊国屋通いをした後に立ち上げたのが、英語教育の販売サイト。それで年収が一億円になったらしい。
この話の内容は別にどうでもよくて。
前から思ってるんだけど、起業すると自己啓発だの教育だのに行くのは何でだろうね。そんで、縦方向に伸びるサイトを立ち上げるようになるんだよね。やっぱ、教育系は儲かるのかね。英語上達法とかってblogを書けば、それだけでブックマークする人が大勢いるんだから、やっぱ有効なんだろうね。
やっぱ時代は「教育工学」wwwくぇdrftgyっふじこlp@。
— [本] 『夜回り先生 1 (IKKI COMICS)』泣いちゃったよ。
話がイイというか、土田世紀の画がイイ。
— [本] 『ABCマネジメント理論と導入法』ブックオフで100円。1997年の本。概要が分かるような分からないような? まあ100円だからいいかーという感じ。サンプル的にケーススタディが載ってるけど、事例集をまとめたもののほうが分かりやすそう。そういう意味では、『(タイトル不明:(4820116045)』とかがいいのかな。
| ABCは勘定科目に着目するのがポイント(なので他の手法よりも信頼性が高い)。経営資源を消費するアクティビティに分け、そのアクティビティを実際にアウトプットされる製品等につなげる。[[@IT情報マネジメント用語事典 [ABC(activity-based costing)] | http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/abc.html]]によると、 |
ABCは「活動が資源を消費し、製品が活動を消費する」という考え方を背景に、2段階の配賦を行う。
とのこと。活動と資源の間に「リソースドライバー」、製品と活動の間に「コストドライバー」を設ける。人件費のリソースドライバーとしては、「コスト×時間」になることが多いが、分刻みで計測するのもアホくさいのでザックリでいいよーとのこと。アクティビティの粒度だの、何をドライバーにするかだの、そこらへんはその都度変わるって感じ。まあ、コンサルタントが書いてるからこうなるのかも。
Amazonで検索したら『図解 ABC/ABM(第2版)』が評判いいみたいなので、これでも読もうかな。
— [本] 『プログラマの数学』/結城浩既に知ってる内容に対して「へー!!」って言っちゃう良さがある。
身近なところから始まって、ぐわっと展開して、びゅーんって元に戻ってくる。
結城さんの文章こそまさにファンタジーですよ。
あー思い返せば、高校ん時の数学は単に暗記してただけだったんだなあ…(トホホ)。
知らないことを書く。人に分かりやすく書く。
「結城浩にインタビュー」にある、
すでに自分がよく知っていることを書き始めるのはちょっとつらいです。それよりも「学びつつ書く」ほうが好きだし、楽しいですね。
私の本を通して基本的なことをがっちり学び、さらに「はずみ」をつけて、他の本を読んだり、より深く考えていったり…。そのような読者の活動の一助になればよいなあ、と思っています。
という部分にビビビッ。
こないだセミナーでT字形ER手法の佐藤さんが、おそらくこの本を指して、「ああいう技術者向けの数学の本を書きたい」と言ってたけど、分かりやすさ重視だと到底この本には及ばないと思うなー。
リンク and メモ
- 対角線論法
- カルノー図
ドラクエ8のカジノを連射パッドにやらせながら見た映画。
正直、いまいち。親子を離ればなれにさせる理屈がよく分からん。
そこはもっと丁寧に描くべきだろ。なんかいろいろ説明をハショリすぎ。
そこが弱いもんだから、感情移入もさほどできないし、裁判のシーンもハァ?って感じだし。そこらへん、文化的に暗黙的なコンセンサスが取れてんのかね。
俺は理解できませんでしたけども。
しかし、まあ、ダコタ・ファニングはすごいなー。「あー計算してんだろうな」と思いながらも、「でもかわいい!!!」と思わせるあの笑顔は素晴らしい。
あと、ドラマ「離婚弁護士」の音楽はこの映画のサントラから取ってたんだなーと思った。
— [映画] 『コンスタンティン [DVD]』以前、sakusakuでDVDを紹介してたので借りてみた。
簡単に天国だの地獄だのゴッドだのサタンだのを出してくるのはどーなんだろなーという印象。怒られるよこんなの。とはいえ、宗教のことを一切考えなければ、割と楽しめる作品。世界観が非常に狭く、基本的にストーリーの流れが不自然なので、何も考えずにダラーっと見るのが吉。ただし、クライマックスのシーンがイイ。サタンのキャラが非常にイイ。このシーンは予想外に楽しめたなあ。