[本] 『ABCマネジメント理論と導入法

ブックオフで100円。1997年の本。概要が分かるような分からないような? まあ100円だからいいかーという感じ。サンプル的にケーススタディが載ってるけど、事例集をまとめたもののほうが分かりやすそう。そういう意味では、『(タイトル不明:(4820116045)』とかがいいのかな。

ABCは勘定科目に着目するのがポイント(なので他の手法よりも信頼性が高い)。経営資源を消費するアクティビティに分け、そのアクティビティを実際にアウトプットされる製品等につなげる。[[@IT情報マネジメント用語事典 [ABC(activity-based costing)] http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/abc.html]]によると、

ABCは「活動が資源を消費し、製品が活動を消費する」という考え方を背景に、2段階の配賦を行う。

とのこと。活動と資源の間に「リソースドライバー」、製品と活動の間に「コストドライバー」を設ける。人件費のリソースドライバーとしては、「コスト×時間」になることが多いが、分刻みで計測するのもアホくさいのでザックリでいいよーとのこと。アクティビティの粒度だの、何をドライバーにするかだの、そこらへんはその都度変わるって感じ。まあ、コンサルタントが書いてるからこうなるのかも。

Amazonで検索したら『図解 ABC/ABM(第2版)』が評判いいみたいなので、これでも読もうかな。