Archive of posts from 2003-9
— [本] 『ジーコジャパンの楽しみ方 (流星社のサッカー本)』注釈がたくさんついている本は、それだけで楽しい。この本にも、多くの注釈がついている。エメルソンが永井にパスを出さないとか、小笠原のずるがしこさはだんだんひどくなっているとか、福田の「負けないよ」がサポーターで裏流行語になっただとか。知ってても意味ないんだけど、楽しくなるというか、いわゆるトリビアですかね。
2chで話題になったワーワーサカーの解説等も含まれていて、なかなかお得。
- 「ジーコジャパン」の監督は誰?
- 「ジーコジャパン」のコーチは誰?
- 「ジーコジャパン」の通訳は誰?
- 「ジーコジャパン」のキャッチフレーズは何?
- 「ジーコジャパン」におけるジーコの役割とは?
以上の問いの答えを知りたいひとは是非どうぞ。
— [映画]パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち /ジェリー・ブラッカイマー『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち コレクターズ・エディション [DVD]』ジョニー・デップが出演しているだけで、だいたいの作品は面白い(ジョニー・デップがフィルタリングしてくれているから)。全体的に戦闘シーンが多からず少なからず、よいバランスだったんじゃないでしょうか。
— [本] 『ゆうきまさみのはてしない物語 地の巻 (角川スニーカー文庫 166-2)』うむ。おもしろい。
『パトレイバー』の連載が終わって気が緩んだとき、「いか〜ん!!」と言ってわんこそばを食うツアーに行っちゃう発想と行動力。なんというか、これぞゆうきまさみだなーと思いました。
巻末では岡田オタキングとの対談が。
80年代ふうの「面白ければいいじゃないか」という考え方(中略)に落とし前をつけたのが『パトレイバー』
ほほう。そうなのか。その考え方の象徴はコギャルであって、90年代後半の産物だとばかり思っていたよ。むしろ80年代のもので、後半にケリがついたとは。んじゃあ、90年代は何だったの?
— [映画] ロボコン/古厩智之本日が初日ということで、初回(朝9時)で観てきました。
正直、映画としては粗いです。むしろ、映画じゃないと言い切ってもいいかもしれない。映画じゃなきゃ何だ?うーんと、たぶん、ロボコン。そうだ、これはロボコンなのだ。映画じゃなくてロボコン。映画じゃないけど、でも、すんげー良い。何かを表すのに映画という文脈を使わなくてもいいんだということを長澤まさみという、掃き溜めに突如として現れた天使(笑)を用いて、うまく体現していたように思う。
いや、まじで、長澤たん萌え萌え。
- 海に行くだけでそんなにはしゃぐ徳山人はいない。
- Aチームのキャプテンは映画『ピンポン』のキャプテンと一緒のひと。
- 塚本くんの友達の服装は山口の若者をよく表していた。
- チームでのコミュニケーションが大事だ。これはXPと一緒だ。
- うる星やつら(ビューティフル・ドリーマー)を思い出させるような台詞は大減点。
- 鈴木一真の役柄に注目。あれは新しい「大人キャラ」モデルだと思う。
上映終了後、舞台挨拶が。
監督+4人(長澤、小栗、伊藤、塚本)+鈴木一真が舞台挨拶に来てました。背ェ高いよね最近の子はみんな(でも伊藤君は小さかった……)。
— [本] よつばと!(1) / あずま きよひこ (著)『よつばと! (1) (電撃コミックス)』おもしろいなあ。すごく面白いぞ。ストーリーの中に笑いをもたせるのはなかなかに難しい。ここで扱われている笑いは、テクニックを伴った笑いだと言ってもよい。