Archive of posts from yyyy-10-12

[映画] 『アメリカン・ティーン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]』

田舎のスクールカーストのドキュメンタリー。主人公は、ジョックス、クイーン、ゲームオタ、天然ちゃん、バスケバカの5人。ジョン・ヒューズに始まるいわゆる学園モノが本当にリアルなことなんだとよくわかる。とはいっても、ドキュメンタリーにしては出来過ぎなので、演技してたりするかもしれないけれど。

仮面ライダーフォーゼをご覧のみなさんは、現実のスクールカーストを見てみるといいと思います!! そこには単純な階層構造だけではなくて、クイーンにはクイーンの、バスケバカにはバスケバカの、モテないゲームオタにはゲームオタの、時には階層を飛び越えるような恋愛も挟みつつ、なんだかんだで高校生なんだよなぁっていうちょっぴり複雑な思いがあるのだ。

それから、特典映像を見ると、天然ちゃんとゲームオタクがめちゃくちゃ美人&イケメンになっていて、びっくり。

参考書としてはコレ↓がオススメ!!

[映画] 『冷たい熱帯魚 [DVD]』

リアリティラインが思った位置になかったのでちょっと迷った。フィクション寄りなんだなあ。そう考えると後味の悪さが猛烈に印象に残るので、すごくいい映画だったと思います(骨に醤油かけるとか最高に最低ですね!)。リアリティ側に寄せようとしてたんだったら、全体的に配役がキャラ化されてたり、設定がデフォルメされてたり、世界がとても狭かったりして、あまりよろしくないなあという感じ。それから、奥さんを寝とった証拠にホクロの位置を教えるなんて、なんという昭和。

[本] 『裏方ほどおいしい仕事はない!』

若いうちは黙って泥のように仕事をしろっていう(ちょっと違うが、だいたい合ってる)。

[本] 『理系のための研究生活ガイド―テーマの選び方から留学の手続きまで 第2版 (ブルーバックス)』

研究テーマの選び方とか、留学についてとか、研究費の集め方とか、対象となる読者(理系学生)にとって有益な情報が載っていることはもちろんだが、対象とならない読者(たとえば俺)にとっても、とにかく楽しい内容になっている!! 文章のテンションが高いのがポイントなんだろうなあ。

著者のキーワードに「ごきげん」があって、最初は胡散臭く(あと古臭く)感じてたけど、これ読んだらぜんぜん平気になった。

[本] 『長寿遺伝子を鍛える』

[本] 『芸術起業論』

名前は聞くけどあまり知らないので読んでみた。
文章がすげー読みにくいんだけど、いいこと書いてある。

特に三章の海洋堂とのやりとりが最高。ド素人とか、バカ!とか、勝手にやればいいじゃないか!とか、ボロクソに言われながらも作業を続けて、会長に認められて、成果を出すっていうのは圧巻。

あと、白洲正子は北大路魯山人の作品を「魂が入ってない作品」として酷評したというのにはへぇ、と。

[映画] 『ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD]』

実はちゃんと見たのは初めてだったんだけど、アニメでしか表現できないことが表現されてあってよくできてるなあ。名場面集でよく出てくる「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました」のセリフがあまりにも唐突でちょっとビックリしたけど。

[本] 『プログラマの数学』/結城浩

既に知ってる内容に対して「へー!!」って言っちゃう良さがある。
身近なところから始まって、ぐわっと展開して、びゅーんって元に戻ってくる。
結城さんの文章こそまさにファンタジーですよ。

あー思い返せば、高校ん時の数学は単に暗記してただけだったんだなあ…(トホホ)。

知らないことを書く。人に分かりやすく書く。

結城浩にインタビュー」にある、

すでに自分がよく知っていることを書き始めるのはちょっとつらいです。それよりも「学びつつ書く」ほうが好きだし、楽しいですね。

私の本を通して基本的なことをがっちり学び、さらに「はずみ」をつけて、他の本を読んだり、より深く考えていったり…。そのような読者の活動の一助になればよいなあ、と思っています。

という部分にビビビッ。

こないだセミナーでT字形ER手法の佐藤さんが、おそらくこの本を指して、「ああいう技術者向けの数学の本を書きたい」と言ってたけど、分かりやすさ重視だと到底この本には及ばないと思うなー。

リンク and メモ