Archive of posts from yyyy-09-05
— [本] 『Developer's Code 本物のプログラマがしていること』レビューに参加したのでいち早く頂くことができた。原書はPragmatic Bookshelfから出ているし、「本物のプログラマ」というタイトルだから、なんだか高尚で近寄りがたいイメージがあるけれど、実際には「職業プログラマ」あたりの意味。そんなに重苦しいものじゃない。
著者は『Flash Application Design Solutions』という本も出していることからもわかるように、いわゆる「ウェブ系のプログラマ」だ。「クライアント」の章があるので、受託開発をしているのではないかと想像する。
その「クライアント」の章では、「熱狂的になろう」と言って、肉屋の動画を紹介している。このスティーブ・ブシェミ似の男は、すごく楽しそうに肉を解体する。自分の仕事に「熱狂的」なんだ。こっちにまでそれが伝わってくる。
クライアントにとって見れば、プログラマの仕事はこの「肉屋」と同じだ。まったくの「ブラックボックス」だ。だけど、こちらが仕事の内容を「熱狂的」に説明すれば、たとえ何をしているのかよくわからなくても、きっと何かが伝わるはずだ。それでこそ、楽しく一緒に仕事をやれるってもんだ。
他にもいろいろ役に立つアドバイスがある。自分は「サービスではなくプロダクトに対して課金をしよう」の考え方が参考になった。170ページの薄い本なので物足りないかもしれないが、読めばきっと何かが伝わる内容だ。
— [映画] 『ビルとテッドの大冒険 [DVD]』マトリックスに通じる道なので見れ!と言われたので見たけど、なにこのカオス。
— [本] 『社員をサーフィンに行かせよう―パタゴニア創業者の経営論』『奇跡の経営』と通じる部分がある。まるで姉妹書のよう。ただこちらは、社員を超えて、地球とかなんとか言い始めてるもんだから「経営書」としては微妙。「日本語版への序文」「イントロダクション」「訳者あとがき」を読めば十分かな。
志の高さと歴史の長さは評価するけれど、ビジネスをモノ作りにしてしまうと、
社員のクリエイティブさがそれほど発揮されないんじゃないかと想像する。
これはすごい。輸入の時差および改悪による情報伝達の劣悪さにもめげないアメリカのオタクどもの心意気にシビれる。特に「キルビル」の説明のところなんか、訳者である町山さん本人が書いてるかと思うくらい詳しく書かれてあって、映画秘宝と見まごうくらいだ。
自分としてのTODOは、
- 深作欣二監督「宇宙からのメッセージ」を観る。
折しも「ラッシュアワー3」のおかげで空前のデュークサナダブーム到来中なので、みんなもTODOに加えよう。
— [本] 『究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル』相手の手の内を見た感が得られて楽しい。
無駄な情報も多いけど、まあまあ得られることはある。
日本向けにアレンジするにはもう一段階必要だけど、スタートはここでOK。
著者はブザン公認のトレーナーの方なので、マインドマップの基本はココにあると言っても過言ではない(ブザンの本はトンデモ本だけどねー)。マインドマップをまだやってないって人は、とりあえず一回コレを読んでその通りにすればいいんじゃないかな。自分でアレンジし過ぎて基本を忘れている人は、またこれで初心に帰ればいいんじゃないかな。ただし、Tipsのように書いてあるだけなので、深さがない。詳しいことは実践あるのみ(または有料セミナー?)になるのかな。
気になったのは、キーワードの抜き出し方がフォトリーディングとちょっと違う点。ここでは、本から抜き出すのではなく、あくまでも「そこからイメージした」キーワードを抜き出すと書いてある。イメージねえ。
「12のルール」ってのが書いてあったんで、これだけ引用しとこ。
- 無地の紙を使う
- 横長で使う
- 中心から描く
- テーマはイメージで描く(3色以上で)
- 1ブランチ=1ワード
- ワードは単語で書く
- ブランチは曲線で
- 強調する
- 関連付ける
- 独自のスタイルで
- 創造的に
- 楽しむ!
途中から割とどうでもよくなってる希ガス。