Archive of posts from yyyy-06-14

[映画] 『メメント [DVD]』

難しいなあ……。DVD特典に逆回しがついていて、それを見てやっと「あー」って感じになるけれど、それでもまだよく分からないところがある。明示的に作っていないので、おそらく監督も作者も分かってないんだろうな。だから「誰も分からない」で正しいはず。

記憶が保てない主人公が依存するのは、自分の字で書いたメモ。ただし、間違ったログを残すともう後戻りできない。間違えてコミットするともう手遅れという意味で、前時代的な描写だと言える(SVN的世界観)。’上から塗りつぶすことは可能’

[映画] 『ダーウィン・アワード [DVD]』

バカだなーと思いつつも、幸せそうなその様に憧れてしまう。
そういう気持ちがうまく描かれてあって、すごく良かった。いい作品。
変な死に方とかは別にどうでもいい。

いきなりメタリカ(本人)が出てきてビックリする。

女優さんがすごくキレイだなーと思ってたんだけど、これがウィノナ・ライダーなのか。そうかそうか。

[本] 『涼宮ハルヒの憂鬱 (角川スニーカー文庫) 』

とかなんとか言われてどうしようかと思ったが、RubyKaigiの帰りに渋谷で4巻まとめて買ってみた(とりあえず4巻まで読めと言われたので)。とりあえず1巻読了。断然、アニメのほうがいい。これからあんなアニメ作れるのがすごい。

で、今2巻の途中。アニメだと1話に出てくる自主制作映画のところのお話。で、あれだ。

あと、気に入ったのは「神のウーロン茶」って言葉くらいか。

[映画] 恋愛寫眞

今日が公開日だったらしく、1000円で見れました。

えーと。これは単なる広末のプロモーションビデオ。ファンには堪らない作品に仕上がっているんじゃないでしょうか。でもぼくはファンでも何でもないので、ただただ苦痛でしかありませんでした。

普通に見れば、広末と松田息子の2人は(事実そうなったように)一人の人間の「弱い部分」と「強い部分」の象徴。それらを現実の世界まで落とせば、「モラトリアムに悩む青年」と「天子のような(笑)スーパーガール」なわけで。そこらへんのフレームをもちっとしっかり守ってれば、もちっとどうにかなっていたような気がするんだけどなあ、結局さいごまでぐだぐだでしたね。ストーリーも安直……というかでたらめだし、広告の仕方(予告の作り方)もどうかと思うし。(意外な展開など何もないじゃないか!)

堤さんファンとして言えば、このひとは「トリックもの」か「コメディもの」撮ってればいいのに……という感じ。もっと登場人物を多くして謎を複雑にするか、ストーリーが分からなくなっても、とことん笑いを追及するか、どっちかじゃないと。どっちも中途半端にやるからこんなことに……あーあ。

もう書くのもダルいんだけど、あと2つ。

ひとつは「ゲイのひと」というのは、どんな作品の中でも舞台回し的な役割を担うのは必然的だなあってこと。これは別に感想でもなんでもないですけどね。今後、映画をみるときに「ゲイのひと」が出てきたら、そういう役割なんだなーと注意してみればいい話。

次。小池栄子。ぼくはずーーーーっと彼女を推しているのです。胸があり、シャベリもOK、下ネタもいけるし、お笑いもできる。芸人と絡ませても、女性ゲストと絡ませても、大御所のひとたちと絡ませても、すべてそつなくこなしていく。こんなに「使える奴」はいないじゃないか。だからぼくは小池栄子が好きだ。この「小器用さ」こそが彼女の魅力だといってもよい。

そんな彼女が役者をやってしまった。役者なんてものは、「小」器用じゃできないのに。やってもーた。彼女のおかげで、まるでDHCのCMのような印象を与えてくれてたと思う。いやいや、それは何も間違いじゃない。そういう印象を与えてくれたからこそ、この映画の評価も「んー仕方ないね」となっていたんだ、きっと。

いや、知らないけど。というか、どうでもいいや。

えーと

「恋愛寫眞リローデッド」とか。ダメか。