Archive of posts from yyyy-05-24

山本五十六は有名な名言を言ったのか

@knsmrさんがツイートしていた「Learning from Toyota’s Management System」という動画が超おもしろかったので、リーンに興味のある人は是非見てほしいんですが、そのなかでトヨタの歴史は豊田佐吉ではなく「上杉鷹山からはじまった!!」と言っていて、上杉YAVAY!!鷹山YAVAY!!って感じなんですけども、彼の言葉に

やってみせ 言って聞かせて させてみせ 褒めてやっても人は動かじ

というのがあるそうです。でもそれって、山本五十六の言葉じゃない?と思ったあなたは正解。ググってみると上杉鷹山からインスパイアされたみたいですね。なかには「その続きもあるんやで?」とかドヤ顔で言ってる人もいましたけど、山本五十六は本当にそんなこと言ってるの?……ということで調べてみました。

結論

「言ってるかもしれないけど証拠がないwww」

考察

http://www.amy.hi-ho.ne.jp/makj/sub2_18.htm より引用:

暇そうに受付で座っていた館長に「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」の言葉はこの手帳に書かれていないのかと尋ねてみた。館長の説明では、上記の言葉はメモされていない。また時々、来館者や電話等で質問を受ける。それに関しては長岡市の関係者が調査したが、山本五十六関係の書物等には書かれたものはないと言う。私も山本五十六関係の書物を何冊か読んだが、書かれたものは見つからなかった。

なんとwww。別にエビデンス厨ではないので、紙で残ってないならそれはそれでいいんですけど、じゃあどうして「彼の名言」として広まったのかというと……

そのため、館長は長岡市観光課等で作った観光案内では、次のようにしたと言う。「山本五十六が折に触れて語ったこの言葉は、山本五十六が創出したものではないにも関わらず、その鋭い洞察から五十六の言葉として広まり、現代でも人材育成の名言として広く知られている。」

ちょっと物議をかもすような感じでなかなかYAVAYですね。

勉強になりました!

[映画] 『仮面ライダーW(ダブル) RETURNS 仮面ライダーアクセル [DVD]』

いやーアクションが最高だった。生身の照井竜のアクションもかっこいいし、刃野さんのジャッキーオマージュもよかった。メイキングに監督自身の殺陣が映っているんだけど、アクション監督兼任だけあって本当にかっこいい。アクションに力が入れてあるのが納得できる。人柄もよさそうだしね。次回の「仮面ライダーエターナル」も同じ監督なのでこちらも楽しみだ。

それからコメディシーンもいい。照井竜の新しい魅力が引き出されているし、なにより「仮面ライダーW」という作品の現場の雰囲気の良さがよく伝わる。

たーだーし、ストーリーがダメだ。大枠の設定は目をつぶるにしても、いちいち展開がおかしいし、セリフなんかもいつの時代だみたいなことを平気で口にする。脚本がぜんぜん推敲されていないんじゃないのかな。本編でも長谷川圭一さんの脚本のときだけ変だったし。うーん。

[映画] 『イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]』

いちいちガキみたいなことを言うので辟易しながら見てたんだけど、”普通じゃない”他者と接することで、急速に主人公が成長していく。とはいっても、「(人生の楽しみは)人間関係だけじゃない」と主人公の口から出てくるわけで、他者を通じた自己との対話、いわゆる本当の意味での「自分探し」がそこにある。

長ったらしい映画だけど、ちゃんと見れた。よかった。

Get back on the road!!

[本] 『投資戦略の発想法』

ゴミ投資家本を読んでいる身としては、何も得るものがない。
足元を見ないで投資をしよーなんざアホなことを考えるひとが本当にいるのだろーか。
でも、ゴミ投資家本を読んでいないなら、役に立つことでしょう。

[本] 『成功者の告白 5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語』

via d-march-ml

MLでやまざきさんもおっしゃってましたが、まさに”日本版『ザ・ゴール』”でした。
とかく胡散臭くなりがちなそこいらの起業本とは赴きが異なり、「起業から企業」に至るまでの過程において、そこに関係する人間関係にまで焦点をあてている点が高く評価できるように思いました。関係性にまつわるアンチパターンを提示しながら、そこからの解法を小説仕立てでぐいぐい読ませる、読ませる。途中、ダルーーな個所もありますが、まあそれは我慢して読みましょう。オススメです。

実践に役立つメソッドとしては、成長カーブに関してはこれまでの神田本でも取り上げられていたので、新鮮さはゼロ。でも大事なので、何度も出てくる。初めてのひとは、ここでマスターするもよし。

チームのステップアップの段階は、子育てと一緒、これはヘぇ×3。koosh ballは、聞いたことある。リッツカールトンのクレドカード、これも聞いたことある。

企業家、実務家、管理者、まとめ役の話、これは、へぇ×16。同じような話はいくつも聞いたことあるけど、心に残ったのはこれが初めてかも。

全てを通して読んだ後、前にいた会社を思い返してみた。完全に成熟期に入ったビジネスモデルの上に、どうにか新しいカーブを描こうと必死だったのかもしれないが、よくよく考えると役者が揃ってなかった。企業家もいなければ(なりぞこないはいた)、実務家もいない(というか陳腐なアイデアじゃあどうしようもない)、管理者はいたけど、まとめ役はいない(なにをどうするのか誰も分からん)。僕はそこにいきなり入れられて、ステップ1の受け入れ方をされず、アホな上司に振り回され、鬱になって、挙句、脱出。あー思い出したらゲロ吐きそう。

結論として、これは読んで損しないと思います。

[映画] 神拳/アンドリュー・ラウ, コリー・ユン

拳神 KENSHIN デラックス版 [DVD]』パッケージ見て分かりますけれど、サモハン師父とユン・ピョウ師父の二大巨頭が出演しているわけです。で、いわずもがなカンフーもの。しかもSFもの。そして、パワーグローブ(失笑!)

[映画] The Matrix Reloaded

マトリックス リローデッド 特別版 [DVD]』観てきました。感想は……前半は無かったことにしよう。マトリックス内から話そう。でも、あー、ちょっと頭を整理しないとだなあ。結局、奴は誰なの?人間なの?つーか、そもそも人間って何だ?うーむ。