Archive of posts from yyyy-03-14
— [本] 『ME2.0 ネットであなたも仕事も変わる「自分ブランド術」』自分はよく「人生のステージ」っていう言葉を使うんだけど、
普通に生きていては、ステージなんか上がらないですわね。
でも、今はさまざまなツールがある。ブログもSNSもTwitterもある。
そこで気の利いたこと・おもしろいこと・役に立つことを発信していれば、
注目が集まる(うまくやれば)。注目が集まれば、あとは何とかなる。
スキルが伴わないことがわかれば失墜する可能性もあるけれど、
それでもステージは上がったままなのだなあ(ここがたぶん重要)。
例えば、頭のおかしい発言をして炎上しても、今もなお残っている人のどれだけ多いことか(借金踏み倒してもSNSに再登場するとかね)。しかも、友達が炎上してたら(どんなに友達が間違っていても)それなりに擁護するじゃん(本当はイイヤツ的な)。だから「人脈」も大事です!
まとめると、知名度をあげたらステージが上がる。
まあ、詐欺みたいな世界かもしれないけど。
実際には、世の中の人は観測範囲が狭いし、他人のことなんて気にしないし、いちいち名前を検索しないし、すぐに忘れてしまうのでこれでいいのだ!!
……という内容では決して無いのだけど、そういうことなんだと思った。
— [映画] 『フロム・ヘル [DVD]』マンガを読み進めるのが難しくて、映画から入ることにした。
話は理解できたけど、映画だと物足りない感じ。
淡々としてる。映画じゃなくてもいい。
— [映画] 『伊丹十三DVDコレクション スーパーの女』「顧客サービスの本質が分かるから見直せ」
みたいなことが何かの本に書かれてあったので見直してみたけど、
とっても演劇的なので、映画としては気に入らない。大嫌い。
が、扱うテーマはいい。でもそれは、顧客サービスじゃない。
会社の方針を決める。それに合わない人材(この場合は職人)を排除する。
「職人の部品化」を非情に行う。職人なんか出ていってくれと。
だってこの会社のお客様のためにならないから。そういう話だ。
それをもっとリアルに描くとよかったんじゃないか。
そもそもの不正(肉屋)はそれ自体が犯罪なので、テーマとしてはどうでもいい。
カーチェイスも無駄に長い。
映画としては退屈。
— [映画] 『太陽を盗んだ男 [DVD]』ちゃんと見たのは初めて。すごいわ。
核爆弾を作ったはいいがやりたいことが思いつかない、ってのがとてつもなくいい。
話としては面白いが、実際に画になるとちょっとアレ。でも、映画にしないと意味がないんだなあ。難しい。
— [本] 『のだめカンタービレ(20) (講談社コミックスキス)』キース、キース
— [本] 『オープン・スペース・テクノロジー 』ファウラーの記事で知った「オープン・スペース・テクノロジー(OST)」。参考文献にある原書を買ったまま放置してたら、いつの間にか日本語訳が出てたよ!ぐあッ!(平鍋さんに教えてもらった)。
で、早速読んでみたところ、話が冗長すぎて面白くなーい。たまに有効な話はでてくるんだけど、全体的につまんない。エッセンスが大切なのであって、長々とした説明は必要ないと思った。それこそbliki程度の長さでいいんじゃないか。
以下、エッセンス。
[p.12] 輪や呼吸、掲示板、そしてマーケットプレイスがあれば(以下略)
「輪」になることが重要だというのはいいなあ。
この点はblikiの記事には欠けている。
あと気になったのは、識者がいない状態で本当にこれが機能するのかってことかなあ。課題を抱えたまま終わったりしないかなあ。
— [本] 『論理的思考の技術―「考える脳」をつくる50の方法』池谷さんが「推薦のことば」を書いてるので買ってみたが、おもしろくなかったよー。どっかで聞いたことのあるよーな話ばかりでした。
— [映画] 『マッチスティック・メン 特別版 [DVD]』ロイ(ニコラス・ケイジ)が自分の意思で奥さんに連絡できるという時点で、なにもかもが破綻している気がする。普通に終われば良かったんじゃないかな。