Archive of posts from yyyy-02-06
前から見たかったこともあるけど、いま計算機の歴史みたいな本を翻訳しているので、ちょうどいいタイミングだなあと思って見た。マーキュリー計画に携わった3人の黒人女性を描いた作品。
冒頭から「同じ建物に非白人のトイレがない」という胸糞悪くなるような描写で、才能が重視されるNASA(NACA)であっても、当時は才能以外の部分で評価されていたという状況を嫌と言うほどわからされる。他の2人についても「昇進の条件を満たすには白人の学校に通う必要がある」だったり、「管理職相当の働きをしていても黒人は管理職にはなれない」だったりと、理不尽な現実を突きつけられる。
とはいえ、物語としては非常に素直な流れになっている。そうした厳しい現実に屈することなく、仕事もプライベートも充実させながら、力強く生きていく主人公たちの生き様が描かれている。そして、上記の問題は本人たちの努力や周囲の尽力で解決され、最終的にはマーキュリー計画が成功して終わる。すばらしい作品。
最終的に管理職になる女性(ドロシー・ヴォーン)は、図書館から盗んでいた本(税金で買ったものだから私のもの理論!!笑、書籍は架空のものっぽい)でFORTRANを勉強して、IBM 7090の使い方を勝手に覚えて、さらには手計算をしていた部下たちにもFORTRANを学ばせて、IBM部隊のマネージャーになっていた。
Wikipediaを見ると、映画なのでいろいろ脚色があるようだが、それを差し引いても当時のことを感じられるよい作品でした!
スリ対決というテーマ設定が絶妙。
序盤が少しわかりにくいけど、かっこよかったぜ!
期待してなかったんだけど、けっこう面白かった。
「家族」って、個人の想いの先にあるもんじゃあなくて、よりメタなところにあるからこそ、価値があるんだと思った。だから、家族とマリファナとか、家族と友達とか、家族とビジネスとか、そんなものと比べることに意味はない、というか、比べてはダメ。
ハンバーガー屋の面接での「どんなにテクノロジーが発達してても、やってることは同じだろ」みたいなセリフがよかったです。全体的に英語も聞きとりやすくて、グッド。
「個人」ってどれだけのもんなんだろうなーって最近よく思う。けっきょく会社のほんの一部でしかないんだよなっケって思う反面、いやいや個人でやれることってけっこうあるぞ!がんばれるってば!とも思う。この映画みて、またそんなことを考えた。
この映画では、「個人」の努力が報われて、運良く「達成」にこぎつけることができる(ただし人脈ってやつを使って)。こんなの、いつもいつも成功はしないよなあ。今回はたまたま運がよかっただけで。だからって、資本の力に屈してよいというわけじゃあないけれど。
まあいいや。面白かったから。
マイクっていう爺さんの「何年働いてると思う?50 fuckin’ years だ。」っていうセリフがシビれた。
