Archive of posts from 2012-3

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[本] 『凡人のための仕事プレイ事始め』

人が仕事をするのは「人から怒られないようにするため」という言葉があまりにもキャッチー。怒られないようにするためには、事前に(ムダに)根回し(仁義を切る)をしたり、悪くなくても謝ったり、別の誰かを生贄にしたり、改善策を言うと責任問題になるのでルールとNG集だけを提示したり、友情をぶち壊したり、「赤信号みんなで渡れば怖くない」状態になったりする。それぞれに実話を元にしたエピソードがはさまっていておもしろい。そういう不条理な世界なので、サラリーマンには抜け道はたくさんあるし(お茶飲んでるおっさんがいるとか)、逆に成果を出せば誰も怒らなくなるので自由にできたりする。

で、ここから、「とはいえ仕事なんだから、お金がないんだったら文句言わずにやりましょうよ」という感じになぜか著者が誠実になっていって、途端におもしろくなくなるんだけど、一度でもフリーランスをやると「仕事をくれるサラリーマン(というか人脈)」がありがたくなるんですよね。それはわかるんだけど、前後半で別の本にしてもよかったかなあ。

あと、『ウェブはバカと暇人のもの』を出版するにあたり、契約していたサイバーエージェントからダメ出しをくらった話もおもしろい(139ページあたり)。

[本] 『ウェブで儲ける人と損する人の法則 : 中川 淳一郎』

ウェブはバカと暇人のものでB級のものが多いけど、おもしろいんだからそれでいーじゃねーか。っていう。2010年のものだけど現状も変わらず。

[映画] 『俺たちダンクシューター すべて見せちゃうバージョン [DVD]』

俺たちシリーズにしてはギャグが冴えてない。普通のスポーツもの。

[映画] 『モンスター上司 ブルーレイ&DVD セット』

ジェニファー・アニストンの歯科医がエロくて最高デシタ!!!!基本はハングオーバーと同じ。

[映画] アバター

TVでやってたやつ。物語だけ見るとひどいなあ。

[散財] 『ZOJIRUSHI 圧力IH炊飯ジャー 【5.5合炊き】 NP-NC10-TC メタリックブラウン』

炊飯器が壊れてからというもの、しばらくガスと釜で炊いてたんだけど、ガス口が1つ占領されるのが嫌になってきたのと、離乳食のおかゆを作るのが面倒なので、何でもいいからと炊飯器を購入。

炊飯器は本当にいろんな種類があってどれを選んでいいかわかんない。結局、kakaku.comの売れ筋ランキング4位だったので、コレにした(1位は取り寄せで、2位3位は4万円以上するのだ)。

ヨドバシカメラで27,000円くらい。ポイント引いたら24,000円くらいか。

[映画] 『第9地区 [DVD]』

TVでやってたやつ。吹き替えでみるとまた印象が違うね。

[映画] 『赤ちゃん泥棒 [DVD]』

TVでやってたやつ。子どもができてわかったけど、ハイハイするには10ヶ月くらいかかるんだよ。

[映画] 『アンチクライスト [DVD]』

いやーこれはしんどい。欝になりそう。

[映画] 『未来を生きる君たちへ [DVD]』

いじめにしろ紛争にしろ、復讐の連鎖は絶ち切れるのか。やられたらやりかえせ。学校でいじめられている子どもはそう思う。やられてもやりかえしてはいけない。そんな子供たちに父親はそう伝える。日常の延長線上では、この仕組みは何も変わらない。でも、「イベント」が発生することで、父親は信念を変える。子どもは改心する。

世の中キチガイが多いですからねえ、できるだけ関わらないことを基本としながらも、いざとなるとキレイごとだけでは無理でしょうなあ。

[映画] 『コンテイジョン Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)』

新しい感染症が発見された場合に世界がどのように動くかをシミュレートした作品。おもしろい。ワクチンのない状況で正確な情報を出すと混乱になりかねない。すると、ジュード・ロウみたいな「政府は嘘をついている!」と言い出す輩が出てくる。ワクチンができたらできたで、全世界に行き渡るまでに時間がかかるので、奪い合いの暴動になりかねない。家族も大事。世界も大事。自分も大事。異国の村人も大事。

それはそうと、ケイト・ウィンスレットはなぜマスクをしなかったのか。

[映画] 『ちいさな哲学者たち [DVD]』

試みはおもしろいけど、いろんなテーマについて話すだけなので、最後にどうなるというわけでもなく。子どもだから仕方ないけど、基本的にみんな両親とテレビの影響を受けている感じかなあ。無茶苦茶な意見はそうそう出てこない。でも、幼稚園児なのに彼氏・彼女とか言ってるのはスゴい。あと、人種の多様性があるのはいいなあ。

[映画] 『ニュースの天才 [DVD]』

権威のある雑誌でデタラメな記事を書きまくったという実話を元にした作品。記事がデタラメであるがゆえに、誰からも苦情が来ない。デタラメだけどエンターテイメントとしておもしろい。バレそうになっても裏付けを自作しているので、バレない。だから、誰も指摘しなかったし、できなかった。でも、さすがに「ハッカー」のことを題材にしたら、専門家はおかしいぞと思うわけで、Yahoo!で検索しても情報が何も出てこない。あとはアナキンがダークサイドに落ちていくっていうオチ。腹立たしい演技が似合うね!

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