Archive of posts from 2012-1
— [映画] 『28日後... 特別編 [DVD]』TVでやってたやつ。ウィルス感染してゾンビ化する話。でもテーマはそこになくて人間のほうが……的な。全体的に平凡。ワクワクもなく。クリストファー・ノーラン作品でおなじみキリアン・マーフィー主演。彼の身体が貧弱なんだわ。
— [本] 『リファクタリングRuby: 実践ワークブック』著者はJavaのコンサルティングに行ったときに『リファクタリングワークブック (ASCII Software Engineering Series)』をみんなにやってもらうそうな。これは興味深いね。で、それのRuby版を作ろうとしたみたい。
でも、内容はどうだろうなあ。志はいいけれど、本にするのは難しいよねえという感じ。悪くはないけど読むべきものでもないかも。でもまあ、300行以上のクラスはよくないよね、ということで、ReVIEWの大きなクラスを分解した。
— [映画] 『エッセンシャル・キリング [DVD]』これは……わからんわ。主人公はヴィンセント・ギャロだったのか。
— [映画] 『イリュージョニスト [DVD]』アニメはいいけどさあ、説明がなさすぎて意味わからん。あとからみた予告編では「主人公は娘の面影を……」みたいな説明がされてたんだけど、本編ではそんな描写ねーじゃん。最後に「自由になる」とか言うのであれば、それ以前の段階で「辞めようかな」という描写がないといけない。そもそもマジシャンをイリュージョニストと勘違いするほどの素朴さが1950年代にあったとも思えない(たとえ離島だったとしても)。
— [映画] 『ブラッド・ワーク [DVD]』TVでやってたやつ。イーストウッドなのにお笑いも入ってて珍しいなあと思いながら見てたら、思いもよらない展開になってビックリ!! ……ただ、ラストになるにしたがって、尻すぼみに。残念。でも、そこまではおもしろかった。毎度おなじみの「でも、やるんだよ!」。
— [映画] 『その街のこども 劇場版 [DVD]』こういう自然を装った感じなのは苦手だなあ。
— [映画] 『目撃 [DVD]』TVでやってたやつ。イーストウッドが泥棒で変装しまくる役なので、これこそ山田康雄でもよかったんじゃないかなあ(死後の制作なので無理なんだけど)。イーストウッドの「人でなしの豚野郎!」にシビれた。
— [映画] 『オーストラリア [DVD]』TVでやってたやつ。日本軍はオーストラリアなんか行ってねーよ!! という非難されるべきだとしても、TVドラマのような描写とちゃちいCGとスピリチュアルな何かとヒュー・ジャックマンかっこいいいいってので、なんだか不思議な雰囲気を醸し出してて、悪くはなかった。
— [映画] 『アウトロー [Blu-ray]』TVでやってたやつ。
暗黙的な文脈が多いのかなあ。ストーリーがコロコロ流れていくので、いまいちよくわかんなかった。それから、渋い演技のときに山田康雄の吹き替えは合わないなあと思う。
— [映画] 『ブラウン・シュガー [DVD]』TVでやってたやつ。結婚や婚約が軽くて、ヒップホップ愛が重い。いいのかそれで。
— [映画] 『カンフー・パンダ2 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]』これは是非ともBD版を見て欲しい。特典映像の「マスターへの道」が、王道で正統な物語で、すんげーawesome!!
本編はといえば、相変わらずドリームワークスとジャック・ブラックらしい笑いが散りばめられてあって、これまた素晴らしい。何といっても、赤ちゃんのポーがカワイイイイイイイイんだ。うちの子もあんな仕草をするんだよねえ。見ているだけで幸せになれる映像だ。
音楽の村に登場するマスターファイブとポーが空でポーズを決めるところとか、船の上でマスター・シーフーが登場するところとか、光をバックにしてみんなでポーズを決めるところとか、それぞれが映画的で素晴らしい。ジャン・クロード・ヴァンダム(マスター・ワニ)の股割りもイイね!!
だけど、シェンとポーの関係性については、ちょっとつじつまが合わないよなあ。かなりグダグダしていると思う。マスター・サイがああなったのに、なんでみんなは平気なんだとか、突っ込みどころは多々ある。こんなに細部にまでこだわった演出ができるんだから、もっと物語も頑張れたんじゃないかなあ。
— [映画] 『ブギーナイツ [DVD]』ポルノという閉じた世界で有名になったり人気が出たりして、自分では完璧超人のような気持ちになったとしても、普通の社会に出ると、当然ながら普通の人だし、ポルノ業界の人だからといって差別的な扱いを受けることもある。帰るべき場所は元のポルノの世界。ポルノを何かに置き換えても成り立つかもしれない。
ラストがいいんだよね。ラストが。モザイクかかってるけど。
— [映画] 『ジョニーは戦場へ行った [DVD]』町山さんのPodcastを聞いたので借りてきた。どうしようもない絶望。日光で「生きる」感じがするのは「127時間」でもそうだったなあ。
— [映画] 『ミルク [DVD]』マイノリティの意見を選挙という手段を使って実現できるかも、という古き良き時代の希望を描いた話。これはこれで感動的ではあるんだけど、現代では難しいかなという感じがする。なので、「40歳から始める」というのが、今でも通じるいい話。あと、気になったのは、マイノリティに「老人」も含まれているんだよねえ。誰が大多数なんだろうか。
— [映画] 『劇場版 仮面ライダーOOO(オーズ) WONDERFUL 将軍と21のコアメダル【DVD】』案の定ひどかった。暴れん坊将軍が登場するところはテンションあがったけど。そんだけだわ。
— [映画] 『127時間 ブルーレイ&DVDセット (初回生産限定) [Blu-ray]』こんなに限られたなかで、あれほどの描写ができるのはすごい。ちゃんと主人公の成長物語にもなってる。内省を通じた成長。1人で何でもできると万能感に浸って調子に乗ってちゃいかん!!(いやマジで)
ただ、肝心なところはあまりにグロくて目を背けたくなる。が、それはそれで事実なので仕方ない。
— [映画] 『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える [DVD]』前回とまったく同じなので新鮮味がないなあ。ブルーレイだと特典映像にJ・J・エイブラムスとかが出演しててムダに豪華。
— [映画] 『マッドマックス [DVD]』TVでやってたやつ。
赤ん坊を放ったまま海に遊びに行くとか意味わからん。そこは同情の余地がないわ。
— [映画] 『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! [DVD]』ウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグ。しょーもない笑いが満載で(いい意味で)、クスクス笑いながら見れる。が、大爆笑というのはなかったなあ。元ネタがわかればもっと笑えるんだろうけど。ってか、なんでTLCなん? 特典映像にNGシーンがついてるんだけど、これってアドリブなのかなあ。いちいち台詞が違ってた。だとしたらすげーぜ。ウィル・フェレルは「俺たちフィギュアスケーター」しか観たことないので、その他のも見てみよう。
— [映画] 『スーパー! スペシャル・エディション [DVD]』聖書のパロディみたいな内容かなあ。一方的な啓示と預言者の苦悩。契約は絶対。最後に隣人愛。一般的にヒーローはイカれているものなので、そこは問題なし。とはいえ、内容は無茶苦茶。しかーし、エレン・ペイジが最高すぎた。それで満足。それから、ケビン・ベーコン!! ケビン・ベーコンが出るとそれだけでいいよね。
— [映画] 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生 特別版(2枚組) [DVD]』TVでやってたやつ。言わんとすることはわかるが、この設定じゃないと描けないもんかなあ……。柔軟に解釈すれば、年をとるとともに「若返る」のだから、いつから何を始めても遅すぎることはない、ということ。
— [映画] 『ドニー・イェン“ラスト・コンフリクト” [DVD]』TVドラマらしいけど今年DVDになったみたい。ドニー・イェン師父。チャウ・シンチーと共演。どちらも若い。洋服がすげーダサくてイイ。内容は……まあねえ。
— [映画] メガマインド朝起きたらウォールに角谷さんから「観るといい」と書かれてあったのでPS3でダウンロードして視聴。400円。
悪役の側から「善悪の均衡と境界」を描くもの。境界というのは「善・悪・マジ・ネタ」の4象限に存在する(「ベタ」という言葉は抵抗があるので「マジ」がいい)。「善・悪」の境界よりも「マジ・ネタ」の境界のほうが重要な意味を持つ。
たとえば、「ヒーローは悪役を退治すべし!!」という言葉を「マジ」に受け取るのか、「とは言っても、ヒーローだって忙しいときはあるじゃんね」と「ネタ」に受け取るか、ということ。心のなかではマンネリや茶番と知りつつも、「マジ」に受け取り続けること(「でも、やるんだよ!」感)で、「善悪問わず」にボンクラ(=正義)となる一方、「ネタ」のダークサイドに転じてしまうと、「善悪問わず」に「不正義」となる。
この「境界」が歪む感じは、「ダークナイト」にも通じるところがある。他にもいわゆる「ヒーロー物」のパロディ満載。スーパーマン(宇宙から来た設定や空飛ぶシーン)やX-MEN(最初に入る学校の名前)を意識したところも多々あって、ピクサーにはできないドリームワークスらしい素晴らしい映画だった。最後にマイケルの「Who’s Bad?」で締めるのもにくい。
つまりは、「ネタ」であるよりも「マジ」のプレゼンテーションが重要ということですよ。
— [映画] 『新・ドラゴン危機一発 [DVD]』ドニー・イェン師父。話はグダグダ。アクションはそこそこ。ヒロイン登場時に毎回同じ曲が流れるので笑ってしまう。
— [映画] 『サイダーハウス・ルール [DVD]』TVでやってたやつ。いい映画だったなあ。2003年に見たときはたぶんVHSだった気がする。典型的な行って帰る物語。主人公が父親から離れて成長する物語。自分で自分の道を積極的に選択する。「でも、やるんだよ!」。
— [映画] 『インソムニア [DVD]』これでノーラン監督の作品はぜんぶ見たなあ。アル・パチーノ、ヒラリー・スワンク、ロビン・ウィリアムズ。内容は普通かなあ。