Archive of posts from 2006-12
— [映画] 『レディ・ジョーカー [DVD]』なんかもっと楽しませてくれるのかと思ってたら全然そんなことはなくってションボリ。
とりあえずストーリーが意味不明。目的が何なのかはっきりがしない。
原作読めってことかな。そんなの映画として破綻してる。
でも、吉川晃司は良かったなあ、チャ、チャ。
— [映画] 『世界名作映画全集129 素晴らしき哉、人生! [DVD]』Amazonのレビューによると500円DVDは肝心な場面がカットされてるよーなのでこっちにリンクしとく。
ウェイン町山さん(だったかな?)が「アメリカではクリスマスにこれを見るのが定番」と言ってたので借りてたんだけど、見る暇がなかったので今頃見てる(MacBookは便利だなあ)。
一人の人生は多くの人に影響を与えているので、気安く死ぬなんて思っちゃだめだーというようなベタな展開にも関わらず、クライマックスのシーンではぐっと来る。年齢かな。冷静に考えると、んなアホなと思うんだけども。ガーディアンエンジェルがつくんだったら、あの薬局のオヤジにだってついてもいいだろうに。みんなが祈らないとダメなのか。
— [本] 『ステルス・デザインの方法』./Jでとりあげられていたので読んだ。文体が面白いなー。いちいちエクスキューズをはさむのが可愛いらしい。つーか、著者プロフィールが26歳時点(『物理数学の直感的方法』)で止まっているんだけど、普段は何をしてる人なんだ。
基本的な内容は、Webデザインの資料にもある通り、コーナー•リフレクターを排除セヨ(角丸にすれ!)に尽きる。では、なぜステルス性が高いと人間が心地よく感じるのか。それが本書で述べていることだ。
だいたいこんな感じ。
- 人間は海から生まれたじゃん!(それなんてイルカ?)
- イルカはエコーによって障害物を避けている
- だけど、いちいちエコー結果に反応してらんないので(間違いもあるしね)、錯覚を促すような、エコー代わりの不快感を感じている(はず!)
- エコーの波長と不快感は比例する(はず!)
- 波長が短いと不快感も少ないので、短い波長に合った「小さな目標物」を見ると閉塞感が少ない
- 「周期的な共鳴効果を持つもの」も同様の効果がある
- つまり、人間は波長選択をしているのですよ。
- ステルス性が高いと心地よいのですよ。
スタートからして「えーーーー!」なんだけど、それに輪をかけて想像に想像上の理論を重ねていくスタイルに脱帽。でも、それが全然、嫌な感じじゃない。むしろ、おもしろいよこの人って思っちゃう。それが魅力。文体が楽しいからかな。
— [本] 『あなたの会社が90日で儲かる!』効果的なキャッチコピーを書いたり、小冊子を配ったりという、今では割とふつーになったテクニック。意外にも読んでなかったみたいなので、さらっと流し読み。「真面目に働く」のと「儲かる」のとは違うんだよねえ。
— [本] 『ヒューマン2.0』RSSが全文配信されてないので(ETFでも取得できてないみたい)、今までblogは読んでなかった分、非常に楽しく読めました。文の切り方がざっくりしてるので、テンポよく読めるのがいい。
以下、気になったところ。
- 134: 仕事をコンポーネントごとに切り分けることに慣れている
- 154: eBayで生計をたてる(映画「40歳の童貞男」にも出てきてたねえ)
- 転職にはリファレンスが必要
特に最後のやつは苦い記憶を思い出したよ。
最初の会社を辞めるとき、上司(出向先だった子会社[いちおう外資系]の社長)から、「リファレンスがあってもいいことは言えない」つって脅されたのでした。は?なにそのリファレンス?って思って、そんときは華麗にスルーしたんだけど、なるほどーこういうことだったのか。
— [本] 『よつばと! (6) (電撃コミックス)』id:m_sekiさんの日記を読んで、発売してるのに気付いた。で、さっき読んだ。
にやけるよ〜。
— [映画] 『私の頭の中の消しゴム [DVD]』TVでやってたやつ。
アルツハイマー病なのはいいんだけど、それに至るまでのとってつけたようなベタベタな展開には辟易。でも、ベタベタがいいっていう人がいるってことなんだろうなあ。