Archive of posts from 2005-11
— [本] 『脳を活かす!必勝の時間攻略法 (講談社現代新書)』— [映画] 『ベスト・キッド [DVD]』
追悼。
こないだJoel on Softwareを読んだ時に懐かしくなって、DISCASに入れておいたのだ。今観るとツッコミどころ満載なのが、80年代の映画の良いところ。鶴の拳からエンディングに向かう流れがサイコー。夜中にゲラゲラ笑いました。
ベスト・キッドで検索してたら、
突然に上司のO係長が両手を挙げ「鶴の拳」を発動しようとしたので、私はすぐに「蛇の拳」で応戦していた。と、ここまではどこにでもある昼休みの風景かもしれない。
という記述を見つけた。いい会社だ。
— [映画] 『お父さんのバックドロップ [DVD]』プロレスシーンは実際に見ちゃうとアレだねえ。
でも、神木隆之介がスゲエ。南方英二師匠が面白すぎる。あと、南果歩のワキ毛。
— [映画] 『クリスティーナの好きなこと コレクターズ・エディション [DVD]』下品かつアホ映画。下着姿になったり、胸を上げたり下げたり、アレが大きすぎて入らない!とか歌って踊ったり、目にアレを刺されたり、キャメロン・ディアスは仕事を選ばないのか、と。
ストーリーは、マジの恋愛ってどーよ?っていう30を目の前にした女性のお話。年代的に携帯がないのかな。なんかいちいち行動が回りくどい感じしましたが。でも、オチが最高!やっぱこうでなくちゃね!(と、思ってたら、アホみたいな本当のオチが次に待ってた)。
— [映画] 『エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]』記憶を題材にしようとした姿勢がまずエラい。それから、その映像がまるで実際に悪夢を見ているときのような感じに描いてあって、これまたエラい。
でも、ストーリーはどうだかな。もし記憶を操作できるようになったら、恋愛のことなんてどーでもいいことじゃねーかなぁ。そんな簡単に記憶を消去しちゃうよーな女はヤメとけって思うし。終始、アホかって思った。
— [本] 『下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)』立ち読みで済ませたのでザッとだけ。
ちょっとサンプル集めてみたら、なんかソレっぽい結果が出ちゃったよ!って感じでまとめられた程度のもの。読むべき点は別にないんだけど、将来の展望がないのに結婚するのはアホだーみたいなところはグサーってキタね。まあ、SPA!族(本書参照のこと)なんだから仕方ないんだろーけどさ。
ところで、「下流社会ビジネス」ってのはどうか。「たしかに楽しいけれど、時間を浪費し、実りがない」ものばかりを集めて売るビジネス。「時間を浪費」がポインツ。価格設定は1000円未満。
だから何って感じ。
— [本] 『アジャイルソフトウェア開発スクラム』これまた会社の本。目的意識を持たないと、読むのが難しいなあ。日本語も読みにくいし。
時期がきたらまた読もう(いつだ)。
会社にあった本。まったく着いていけなかった。
— [本] 『ザ・マインドマップ』単にデザインを変えただけだなー。特に読むべきものはなかった。
これからマインドマップを始める人にはいいかもしれないけど、
すでに使っている人は別に読まなくていいんじゃなかろうか。
一点ほど「やっぱり!」って思ったことがあって、
それは「文字は水平に書く」ってところ。
「45度までしか傾けないようにする」らしい。
水平派は少数かと思ってましたが、これがオフィシャルですよ!
それはそうと、「マインドマップ」が商標って書いてあるけど、
カタカナの「マインドマップ」はブザンとは全然関係ないよね?
あと、巻末の日本人たちがみんな「中央に楕円」を描こうとしているのがアレかも。
— [本] 『野ブタ。をプロデュース』こないだドラマをチラっと見て気になったので原作を買って読んでみた。
なんじゃこりゃーー。ドラマと全然違うじゃないか、つーか、こっちのほうが遥かに面白いじゃないか。
基本的にはスクールカーストと大二病(修二は高2だが、あの達観は都心部における高校生の大二病と思ふ)とみんなの前の自分は本当の自分じゃない!!みたいな、ごくごく平凡で短いお話なんだが、オッサンオバサンによる想像上の高校生描写じゃなくて、あーあるあるッ!!つって、なんだか赤面してしまうような若者っぽい描写がいい(お弁当のシーンは特にいいなあ)。
とりとめもなく淡々と記述していくよ的なヌベーっと区切りなく続いていく語り口調なんだけどね、それがなんだか非常に読みやすい。またそれが、クライマックスでのシリアスな描写と対比されて、いい塩梅になっておるよ。
— [映画] 『パッチギ ! スタンダード・エディション [DVD]』郷愁感が無いから何とも。年配にはウケそう。
— [映画] カスタムメイド10.3カエラちゃんじゃなかったらアレだなー。
思いつきとしては面白かったんだろうけど、
実際に映画化したらありゃりゃこんなもんかーという感じになっちゃったんじゃなかろうか。
ポイントポイントではかっこよかったり、おもしろかったり、かわいかったりするんだけど、
全体としてはよくワカンネ(ユニコーン世代でもないしね)。
個人的には達川が良かったなあ。あれは最高。