Archive of posts from yyyy-10-11
— [映画] 『アメリカン・サイコ [DVD]』80年代への批判的な内容ってのは面白い。死体を入れたバックを見て、「そのバックのブランドは何?」って聞くなんて最高だ。
が、肝心の殺人が妄想なのか何なのかが曖昧になったまま終わる。なんだそりゃ。いろんなところに配慮した結果なのかなあ。
— [映画] 『スカイ・クロラ [DVD]』ビューティフルドリーマーとかエンドレスエイトとか。
— [本] 『アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない』連載も読んでるけど、まとめて読んでも、やっぱり面白い。
こういう情報を提供してくれるのは町山さん以外に知らないなあ。
名前はよく見るけど、クラスタが違うので全然関心がなかった「エニグモ」。システム発注に失敗するとか、小さなオフィスで会話がなくなるとか、それなりに厳しい状況もあったりするけど、最初から6000万あって、結局8億とか調達できるんだから、やっぱりめぐまれておるなあ。クラスタが違うわ。
- 最初の出資予定会社から「お前なんか潰すぞ」
- 個人的なつながりのみで6000万円集める(!)
- アーロンチェアがあるベンチャーは成功しない
- 博報堂は30歳で年収900万(!)
- 中堅カード会社を使った決済システム
- システム会社の下請けが夜逃げ→弁護士に相談→システム発注額以上を取り戻す(!)
- 新しいシステム会社は福井の会社
- ムーティーズ(合コン格付けサイト)
- 一流会社のメアドでしか登録できない合コンマッチングサイト
- VC数社に素人な質問を投げて勉強し、本命のVCと交渉する
2007年 Jolt Awards で Productivity Winners を受賞した『Manage It!』の邦訳。信頼のでびあんぐる印。私もレビュアとして参加させていただきました。
私が好きなのは「第5章作業を見積もる」。学ぶべきことが多かったように思います。
- イテレーションは2週間以内
- 1日は4時間〜6時間
- 見積もりの単位は「時間」
- フィボナッチ数で見積もる
- 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21 …
- 精度が高ければ、40, 60, 80, 100 … と続く
- 精度が低ければ、40, 100 … と続く
- イテレーションの終了は火曜日か水曜日
フィボナッチ数で見積もるってのはキャッチーだ。素数でもいいかもしれない(落ち着くしね)。
— [本] 『「超」手帳法 (「超」整理手帳シリーズ)』以前の著書とほとんど内容は変わらず。TODOリストがポストイット式からノート式になったくらいかなあ。まったく進歩してない、というか、既に完成してるのかも。
我々はすでにGTDな時代wwwに入っているわけですから、携帯もろくに活用していない(p.246)ノウハウなどさほど役に立つわけもなく、そもそも「超」整理手帳は非モテツール’「A4サイズ縦4つ折」ってのは、スーツ着ない人にはまったく意味のないサイズなのだなあ。本書の後ろのほうに、もう一回折り曲げている(A7サイズにしている)人の例が出てたけど、あれは正解。’だしで、さっと流し読み程度でおk。
— [本] 『夢に日付を! ~夢実現の手帳術~』ルーティンワークは「緊急じゃないけど大切なこと」そのもの
それなんてフランクリン・プランナー?
夢を持てとは言うが、「金持ちになりたい」夢を持つひとが「会社で評価されるように働く」っていう思考になるわけがないよなあ。そこは起業するか投資するか(BかIか)しか選択肢なくね?著者自身が起業しかなかったように。それともこの会社は評価次第で年収がグンと上がるシステムになってるのかね?
まあ、でも、良書。特に前半はいいお話満載。
エッセンスを取り入れながら、カスタマイズして活用すべし。
ホワイトボードを司るファシリテータのことを「グラフィッカー」と呼ぶそうな。そんなグラフィッカーによる、ホワイトボードの匠の技集。かなりおもしろい。
- 3つの型
- リスト
- マンダラ
- チャート
- マーカーの字は「横線を細く、縦線を太く」(p.66)
- 油性マジックで書いてしまった字を消す方法(p.68)
- 水性ペンでなぞってから拭き取る!
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ファシリテーターズ・グリップ (p.71)
- キタコレ!!
-
手を鍛えて速く描く(p.207)
- ベスト・キッドっぽい!
- KPTの紹介もあったりします(p.116)
これぞまさにチームのためライフハックですよ!! >編集者2.0