Archive of posts from yyyy-09-22

[映画] ハヌマーンと5人の仮面ライダー

OPでひと笑い、途中は流用とストーリーのグダグダで飽き気味、後半に怒濤の急展開。腹筋崩壊。V3とハヌマーンがやばい。

しかしまあ、見終わったらどっと疲れた。

[本] 『曖昧性とのたたかい 』

超すごい本。(少なくとも第3章までは)

高橋さん曰く、第1章から「受注」を扱うなんて珍しい、とのこと。確かにそんな本はあまり見かけないように思います。続く第2章では「見積り」、続く第3章は「仕様化」です。

なんでここらへんが重要かというと、『コード・コンプリート(下)』の言葉を借りるならば、コンストラクションの占める割合なんてうんこ、だからです(……ふつうに分かると思いますが嘘です。いや、ちょっと嘘。それっぽい記述がないこともないような気がする)。

ちなみに著者はマルス105(現:みどりの窓口)の担当者。マルスについては「プロジェクトX 100万座席への苦闘」を参照のこと(これはこれでアツい)。

システムビジネスと受注

3者(自社、顧客、競合)による「曖昧の三角関係」状態では、
契約時にあらかじめ仕様が明確化されることはない。
でも、契約しないとビジネスにならない。

→ 事前防衛策重要。交渉戦略重要。

見積り

的確な見積り「条件」を設定することが重要。
システム規模と金額を決められる「最小限の条件」があればよい。

→ 条件があれば、あとから再見積り可能。

仕様化

予算を先に聞き、その範囲内で要求を満たす仕様を作ることが重要。
そのために、契約時に曖昧だった「システム仕様」を貪欲に明確化する。

→ まずは、先の契約条件、見積り条件を見直すことから始める

その他の章

おまけ:カルタがあるのだ

弊社ではみんなで正月にやる予定(たぶん)。

[本] 『SEレボリューション』

大井町のブックオフで105円。古参の”SE”が語る良書って皆無な気がするんですけど、なぜなんすかね(概して思い出話と自慢話で終わる)。

つーか、この人の著書ぜんぶ評価が悪い。ウケる。