Archive of posts from yyyy-08-28
— [映画] サマーウォーズ映画観て泣くなんて久しぶり。それも号泣。ただそれは、作品が良かったわけではなくて、断片的なシーンが良かったに過ぎない。泣いたシーンは次の2カ所。どちらもお婆ちゃんのシーン。
- 黒電話
- 手紙
それぞれ理由は違っている。(1)は、複雑すぎる世界において、何が問題なのかは分からないが、問題が起きていることは分かる。そんなときに、自分が何をしなければならないかを理解していること。そして、そこにそれまで生きてきた経験が詰まっていること。ここは、キングカズマとネットの住人との対比でもあり、より良く生きてきたことが、いつまでも、正しく評価されているということがうたわれている。(なんでフィクサーなのかは謎だけど)
(2)は、普通に泣くシーンなので分かりにくいんだけど、なかでも他者の受け入れは本当の意味での感動ポイント。
でも、その肝となるお婆ちゃんのキャラがブレてる気がするし、話の展開のためだけに安易な道具として使われている気がするので、残念な感じ。
- まあ、セカイ系ですよ。家族とセカイ。
- OZの描写は画としてはすごいけど、描写としては子供だまし。設計がおかしい。
- 非ネトオタの描写として野球をネタにするのはいいと思った。
- 氷のシーンにおけるバカの描写がすばらしい。ああいうバカいるよねっていうのと、ネットと生活とどっちが大事なんだよ的な認識の相違。
なんでこんなのが届いたのかと不思議に思ったんだけど、昔「ダコタ・ファニング」で検索した作品を次々と予約リストに追加しまくったことが原因なんだな。彼女はグレーテル役ではなく、父親に本を読み聞かされている少女の役。
子供向けの映画なのでヌルい感じですけど、割とセンスがいい。サンドマンを主人公にしたら、いい感じのボンクラ映画になってたんじゃないかな。サンドマンの
インターネットでカンフーを覚えた
って台詞がイカす。