Archive of posts from yyyy-02-05
— [映画] 『ゴーストライター [DVD] 』ノワールっぽい感じで雰囲気もよくて良かった。が、国家レベルの機密情報が「ググったら見つかる」というのに腰が抜けた。他いろいろ穴があってどうしようもない話なんだけど、ユアン・マクレガーが頑張っているので、さほど印象は悪くない。
— [映画] 『ぼくのエリ 200歳の少女 [DVD]』何の情報も入れずに観たんだけど、
あとで原作について調べてみたところ、
ぜんぶ解釈が間違っていたことが分かった。
邦題が元凶なのは言うまでもないけれど、
伝えきれていない映画の作り方もよくないよ。
それでも、主人公の成長や変化が絶妙に描かれてあるところは本当に素晴らしい。
まあ、それだけに残念な感じかなあ。
原作について:
- http://ameblo.jp/kamiyamaz/entry-10585923348.html
- 監督・製作: クリント・イーストウッド
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、一致団結して前進する。
人間にとって大切なことが描かれているので琴線に触れまくって仕方ないけれども、あまりにも話がうまくいきすぎてやしねーかという感じもする。しかし、よくもまあこんなに連続で名作の監督ができますわね。
本作はテーマの象徴としてラグビーを描いている。
つまり必然的に「弱小チームの成長プロセス」を描くことになるわけだけど、メンタル面の成長は自分より大きな人物への接触による「感染」が引き金となっていて、これはもう本当にグッとくるところなんだけど、肝心のフィジカル面の成長がどうなったのかが不明。これは、メンタル面の成長がフィジカル面も押し上げたと捉えるべきなのかな。にしてもなあ。
ラグビーあるいは共和国の「リーダーシップ」については、もっと明示的に取り上げられてもいいように思った。詩や歌に触れる。うーん。それでもいいけどねえ。
気になったのは、マンデラ大統領がいつも挨拶をしてるところ。
ちゃんと名前もつけて。今日も元気かい。家族はどうだい。いつもありがとう。名前と挨拶。重要ですよね。
全巻読んだ。いろいろすごーい。
— [本] 『堂本ルール 1』『エンジェルバンク』的な。
— [本] 『脳障害を生きる人びと—脳治療の最前線』森山さんが2006年に大きな衝撃を受けたとして挙げていた本。こりゃ考えさせられるわー。親がいなくなったらどうするんだろうか。人生が超不安になる。本当に。