[映画] プラダを着た悪魔
今度2をやるので復習。個人的にアン・ハサウェイが好きすぎるので手放しで最高!っていう記憶しかなかったが、実際に見てみるとひどい話だった。
ミランダの有能さをまるで示せていないのに、「嵐の中で欠航便を飛ばせ」だの「ハリー・ポッターの未発表作を入手しろ」だの、仕事とは関係のない無理難題を押し付けるので、単なる嫌がらせをする上司に成り下がっている。人材を何だと思っているのか。よく引き合いに出される「セルリアンブルー」のくだりだって、口頭で言ったから何だというのか。もっと丁寧に描けたはずである。でもまあ、家庭よりも仕事を選ぶ強気な姿勢だけは観客にも伝わっただろう。
一方、アンドレアは一体何なのか。ミランダが最終的に何を認めたのかまるでわからんが、アンドレアがやったのは「ミランダが解雇されそうなのを知らせようとしたこと」でしかない。あとは持ち前のビジュの良さだけで乗り越えている。物語は「行きて帰りし」ものであるべきだが、アンドレアはちょっと片足を突っ込んでそそくさと逃げ帰っただけ。内面の成長はほとんど見られない。もちろん作品のテーマとして「仕事の成功が人生の成功ではない(悪魔に魂を売るべきではない)」というのがあると思うので、むやみな成長は不要なのだろう……が、にしてもだ。
でも、2は見るよ。