こたけ正義感『弁論』

YouTubeで1月18日まで公開されているものを見た。

チケット転売は犯罪か?という観客にとって非常に身近な問題を話をつかみにして、よくある京都の話(市内とそれ以外)、そこから自身の子供時代の貧乏話、卒論「貧困と自己責任」で扱った生活保護の話題までつなげてからの、本題である「いのちのとりで裁判」の話の流れ。見事だった。「誰しも差別の意識がある」から、チケット転売や京都の話がすべて伏線回収されていて本当にお見事。

ちょうど2025年6月に最高裁で引き下げを違法とする判決が出たこともあり、テーマの選択として適切すぎた。政治批判だけギャーギャーやるようなエセスタンドアップみたいなのがあるけれど、それとは違って本当の意味で社会に訴えかける、本物のスタンドアップコメディだったと思う。