[本] 『私にはもう出版社はいらない~キンドル・POD・セルフパブリッシングでベストセラーを作る方法~』
米国アマゾンのセルフパブリッシングの本なので、内容はあまり参考にならない。出版後も表紙・書名・商品の説明を変更できるので、A/Bテストしながら調整する。SEOみたいな感じで検索結果重要。著者ページを充実させる。できるだけ推薦コメントをもらう。ランキング・おすすめ・競合・カスタマレビューなどに気をつける。こんな感じかな。
佐々木俊尚さんが特別寄稿を書いている。曰く、従来の4つのプロモーション方法(取次営業・書店営業・出版広告・献本)は、「実効性がかなり薄れてきている」。そして、
本は、その本がなぜ面白いのかという背景まで全部背負ったコンテキスト(文脈)の中で読まれ、そこでどう読まれ、みんながどんな感想を持ったのかということまで含めてエンタテイメントとして読まれるようになっていく
ので、
- ソーシャルメディアを駆使して、
- 多くの人々とコミュニティを構築し、
- ダイレクトに情報を発信する
べきだそうな。
うーん。まあ、そりゃそうだろうけど、それはそれで自分でマーケティングするという別の難しさが登場してるよなあ。「漸進的な内容の更新」のほうが、とりあえずのメリットは大きいと思う。