[映画] 『柔道龍虎房 [DVD]

先日、シネ通で成海璃子先生がオススメしていたので見てみた。ジョニー・トー監督だしね。

黒澤監督の「姿三四郎」オマージュの柔道映画……なんだけど、それって柔道か?って感じだし、いまいち話もよくわからん。でも、そこに愛が感じられるからOKなのである。

特典映像に監督のインタビューが入っているんだけど、自分の思いとは関係なくやってくる世界との折り合いをどのようにつけていくのか、ということを常に意識して映画を作っているそうだ。であるならば、ここに明確な敵が存在しないことも納得できる。常に動き続ける周囲の世界に対して、どのように変われるかという自分との戦いなのだな。

ちなみに成海璃子先生は、3人の肩車のシーンがよかったとおっしゃっていた。う、うーんw