[映画] 『グッドナイト&グッドラック 通常版 [DVD]』
町山さんがこんなことを言っていたので見てみた。
デュープロセスを無視したマッカーシズムに対して、エドワード・R・マローが批判するという内容。批判すると、マロー自身に対する根拠のない反論(あいつも赤だ!!)をしてくる。ここが町山さんの言う「今回の件」と同じということだろう。マローはそれに対しても冷静に対応する。
最終的にこのことを契機にマッカーシズムは終焉を迎える。しかし、番組は成果を達成したもかかわらず、制作費がかかりすぎる・クイズ番組のほうが視聴率がとれるなどの理由から、スタッフの削減・放送時間の変更を余儀なくされる。マローは、TVは単なる娯楽を流すだけの「ハコ」でいいのかと疑問を投げかける。
だいたいこんな感じ。映画としては退屈だし難しいよ!! 教訓があるとすれば、信念を持つことと、基本的なプロセスを守りながら淡々と批判・反論を繰り広げるということか。