[本] 『富と成功の秘訣』
1万円以上もの本には何が書いてあるのかと興味を持って読んだが、割と基本的な内容。
とはいえ、金持ち哲学的なのはだいたいユダヤ教の行動規範をベースにしたものなので仕方ない。
興味深いのは、訳者がトーラーやタルムードに代わる日本的なものを提示している点だ。それは四書五経。なかでも『論語』であると言う。山本七平が「『論語』を読みつづけた人と『聖書』を読みつづけた人が、ともに同趣旨の言葉を口にするのは興味深い」と述べていたとも記してある。孔子は死後の世界や奇跡を語らないリアリストであるからいいのだとも言っている。
『論語』を使って、ユダヤ人のタルムードのように、自身や子どもの教育のベースにするのが良いのではないかということだ。
というわけで……
を注文してみた!!