[本] 『苫米地思考ノート術: 脳を活性化し人生を劇的に変える最強思考ノート』
「メモ」と「ノート」は違うという。
「メモ」は他人の言葉。「ノート」は自分の言葉。
「メモ」は記録。「ノート」は脳を活性化させて新しいことを理解するためのもの。
でも、人間は自分に都合がいいようにしか考えられないので’あーこれフォトリーディングとかそうだよね。’、今の自分より大きな「新しいことを理解する」のは難しい。そのためには、
- 知識を増やす
- 抽象度を上げる
必要がある。
単に抽象度を上げると情報量が減ってしまうので、
知識を増やしながら行う必要がある。
最終的には、自分が想像できないくらい抽象度の高い「ゴール」を設定する。
すぐに手が届きそうなゴールだと「今の自分」にとどまってしまうからだ。
そして、ゴールから逆算して、ノートを書いていく。未来(右)から過去(左)の流れ。
マインドマッピングはよくでいているが(縁起が記述できる点)、
未来からの時間の流れがないのが致命的。
という感じにまとめてみたけど、あらゆる問題というものは、
- ゴール指向
- 抽象化(アイデアというのは複数の問題を一気に解決するものである)
で解決できるのかなーという感じ。
あと、「手で書くこと」が、ここでも(マインドマップでも)強調されてるんだけど、ちょうど「「書くことの効果」実証される」という記事があって、コンセプトマップを描くよりもエッセーを書いたほうが成績が良かったそうな。
なかでも面白かったのは、
理解度はともかく、理解したという気分にはなっていたということになる。
という点だ。ここはもっと強調されてもいいなあ。