[映画] カラフル
主人公がいちいちセリフに出して説明をしたり、登場人物が不可解な行動をしたり、全体的に人間の描写が雑。でも背景は実写のようにキレイに描いてあったりして、リアリティのラインが明らかにおかしい。何のバランスをとってるのか不明。全部ひどかったなあ。なかでも音楽は最低だったなあ。そもそもの設定(魂が入れ替わる)も相当マズいんだけど、原作もこうなんだろうか。
ただし、フード理論的には忠実な感じがして好印象。母親の料理は拒否しておかしを食べて、希薄な間柄ではおかしを食べて、はじめての友達とは肉まんを食べて腹に入れて、打ち解けた家族とは食卓を囲む、っていう。
声優については、マイケル(まえだまえだかと思った!!)、アッキーナ、高橋克実は素晴らしかったなあ。他の作品でも是非声優をやってみていただきたい。一方で、主人公と母親(麻生久美子様><)はまったく合ってなかったなあ。