[本] 『ゼロから始める都市型狩猟採集生活

米光さんが書評を書かれていたので知った本書。すんげー面白かったあ。ホームレスを取材して、「都市であれば(自分で諦めなければ)死なないよ」ってことをアリアリと記したもの。素敵なパワーがある。家をセルフビルドすること、自分の使う電気や水道の量を知ること、なんかは本当にいいバイブスを放っていて素晴らしい。

一方で、<都市の幸>は、またなんか話が別な気がする。著者が大学生のときに抱いた「新しい建物を建てることへの違和感」の延長線上ではないんじゃないかな。ソローの『森の生活』の原始生活とは違う、「都市というシステムあっての生活」なので、また別の思想につながってそう。このへんは分けて考えたい。

乳母車は音がしないから<都市の幸>収集に便利なのは豆知識な。