[本] 『スター・ウォーズ オビ=ワン・ケノービの伝説』が面白い

スターウォーズで誰が一番好きかと聞かれたら、ヨーダでもなく、ジャージャーでもなく(そんな奴いるのか?)、オビ=ワン・ケノービと答える私です。アレック・ギネスもいいし、ユアン・マクレガーもいい。挨拶はもちろん「Hello there!」だぜ!!

でも、スターウォーズはそれほど詳しくないんですね。映画を何度か見ただけ。小説は読んだことがなかったのでした。それで、はじめて読んだのがコレ。

EP5でダース・ベイダーに腕を切られたルークが、ベン・ケノービの部屋を訪ねるところから話が始まります。そこでルークは、オビ=ワンの書いた本を見つけます。EP6でルークが勇敢になっているのは、この本を読んで知恵をつけたから、という設定のようです。

以下、気になったところ。

  • EP5でルークは腕と一緒にライトセイバーも失っている。EP6でルークが持っているライトセーバーは、オビ=ワンの本に載っていた「ライトセーバーの作り方」を参考にして作ったもの。
  • クワイ=ガンの2番目の弟子ザナトス
  • コルサントにあるダイナーの経営者であるデクスター(オビ=ワンがカミーノの場所を聞く人)とオビ=ワンの出会いが描かれている。
  • 「ライトセーバーは、見た者に大きな恐怖だけでなく、大きな希望も感じさせるのさ。どっちになるかは、その人物がジェダイを友人と思っているか、敵と思っているかによる」(by デクスター)
  • クワイ=ガンがアナキンの母親にトーバル・レンズを届けるよう手配している。うまくいけば自由になれると言う描写がある。でも、何のために? 結果としてどうなったんだ?
  • シャラド・ヘットはタスケンのジェダイ。つまり、アナキンと同郷。そして、アナキンのタスケン虐殺を知る一人。彼は、EP3とEP4の間にオビ=ワンと対決する。
  • チャドラ=ファンの「トゥテクナルプ」というジェダイがいたようだが、ググっても出てこない。クローン戦争で撃墜される。
  • オーウェンがオビ=ワンを嫌っているのは、アナキンのタスケン虐殺を知って、ジェダイは怖いものだと思っているから。
  • ルークは子供の頃、ベン・ケノービに助けられている。
  • オビ=ワンがダース・ベイダーにわざわざ斬られたことについては触れられていない。ルークとレイアを生きて逃がすため、としか書かれていない。
  • ヨーダから「古代のシス卿が思考爆弾でジェダイの魂を捕らえようとした」ことを言われていたので、フォースとひとつになったオビ=ワンもシス卿には近づこうとしなかった(魂が消えたら困る)。ただ、EP6での「皇帝・ベイダー・ルーク」の3人のシーンには、オビ=ワンも側にいたらしい。
  • それで、ベイダーが死んだときに会話した。
  • オビ=ワンはずっと「アナキンを許す用意ができていなかった」。ルークがアナキンの善の心を信じ、ベイダーが死んだことで、初めてオビ=ワンはアナキンに自分の過ちを伝えることができた。「君は私の友だ」。
  • そして、アナキンはフォースとひとつになった。

著者によると、オビ=ワンについてもっと読みたい人は、

  • 『ジェダイ・アプレンティス』
  • 『ジェダイ・クエスト』
  • 『ラスト・オブ・ジェダイ』

のシリーズを読むといいそうだ。