[本] 『因果鉄道の旅』
昨日の町山さんの話を聞いて、「でもやるんだよ」の原典を入手。単行本を注文してしまったけど、もう『因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫 ね 1-1)』そうな。
なんというか、これも一種の人間賛歌なんだろうなあ。面白い人間に出会ったら、グッと懐に入って、インタビューしたり、録音したり、資料を取り寄せたり、記録にまとめたり。
そういうことが出来ないから自分はダメなんだろうなあ。遠くで見てるだけじゃ面白くないもんなあ。ただ、最近ずっと寅さんを見ているからか、ぶっ飛んだ人物の描写を読んでも、さほどビックリしないなーと思ったw
- 「内田研究とビッグバン」やべぇぇええええ
- 「顔も頭もこっちの方が劣るんですよ」(蛭子能収)
- 尹さんもやべぇなあ
- 「『ゆきゆきて神軍』健康法」www
- 「でもやるんだよ!」の元ネタは「しおさいの里」。記念に全文引用しとこう。
「いいか、俺はね、毎日1日に2回エサをやるけど、エサが終わると全部いちいちこうやって洗ってるんだよ、ぴかぴかに。でもわざわざこんなの洗剤使ってゴシゴシ擦る必要ないんだよ。水でちゃちゃっちゃっとやりゃあ、それでいいんだよ。な、こんな事無駄な事だと思うだろう」「え、いやまあ」「そうだよ、無駄な事なんだよ」で、次にドスの効いた大きな声で「でもやるんだよ!」
- 「無限の大事業」か。泣きそうだ。
- (勝新のことを指して)「エロ話のセンスがいい人って、絶対信用出来るよ」
- 電気グルーヴの「虹」の「トリコじかけ」も根本敬先生なんだなあ。
- 「トリコじかけの明け暮れ」(湊昌子さん用語『ディープ歌謡』ペヨトル工房)
1993年刊かあ。今まで読んでいなかったのが悔やまれる。