[本] 『銭を儲けるには、金のしくみを知らんと話にならんで!!』
著者がマルクス主義者なのは有名な話だが、
こんなにも内容と今の時流がマッチするのはすごいなあ。
あ、ここ20年くらいはずっとマッチしてんのかな。
救いのない漫画がとてつもなくイイ。
文章では「仕事の強度」という言葉が印象に残る。給与の額じゃなくて、内容を見ろと。
机でボーッとして一日すぎる仕事と昼間からずっと肉体労働をする仕事がどちらも同じ月20万というのは強度が違いすぎる。
搾取のされ方が違うんだと。当たり前の話だけど、若い子はなかなか気づかない。
最後には、競争社会を生き抜くのが難しいなら最初から公務員になれという指摘。まあ、そうですね。