[本] 『町でうわさの天狗の子 1 (フラワーコミックスアルファ)

同じく岩本ナオ作品。こっちは5巻まで。

人間と天狗のハーフの女の子が普通に学校に通うというお話。
「異質な存在が学園にいる」的な設定はよくあるけれど、
学園以外にホームセンターや地元のお祭りなどの「世間」が描かれてあるのがいい(『雨無村〜』と一緒で田舎だけどね)。それによって世間での天狗の扱いが描かれることになり、背景がぐっと深まる。よくある少女漫画って、自分とクラス内だけだったりして、世界が狭すぎるんだよね。

画が驚くほどうまくないんだけど(はっきり言って下手くそ)、
それはそれで可愛らしい。