[本] 『モテキ (1) (イブニングKC)』
2巻まで。自意識過剰な男に、突然モテ期が訪れたっていう話。飲み会みたいな場だと大丈夫なんだけど(コミュ力が低いわけではない……って、これがネタ的コミュニケーションってやつか?)、マジな場では気後れしてしまう。いざとなると告白できない。30歳なところに卑屈さが漂う。
でもなあ、非ヲタで非サブカルの男の、あまり深みのない自意識にしか見えないんだよなあ。「普通の人」のようなキャラ設定にすることで、読者の等身大的な感じにしてんのかなあ。これなら古谷実の描くキャラのほうがいいかもなあって思ったりするけど。