[本] 『ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書 399)

素晴らしいの一言。これほど適確な内容はない。

  • 暇人が作った情報をリア充が情報を換金化する。
  • 高い支持を得ていたナンシー関は、ブログ書いてたらうまくいっていなかっただろう(雑誌だから成立していた)
  • ネットはプロの物書きや企業にとって発言に自由がない。失うものがない人(ひろゆき)にとっては自由な発言の場。
  • 消費者(バカ)の意見を集めても無駄
  • ネットで流行るのは結局「テレビネタ」
    • 雑誌はコピペできないからネットに影響なし
    • 昔から日本人の娯楽に対する嗜好は変わっていない
  • バカの意見は無視してOK。信念があれば貫くことが大事。
  • ネットは「居酒屋」なので、おっさんが「プレゼンテーションを見てもらえませんか」はダメで、商品に詳しくはないけどノリがいいミニスカのキャンペーンガールが来たほうがいい。
  • ウェブサイトは更新しまくればPVが増えるので稟議とか通してちゃだめ
  • 企業は「ネットはあくまでも告知スペースであり、ネットユーザーの嗜好に合わせたB級なことをやる場である」と考えるべき
  • 一般人は「ネットはただ単にとんでもなく便利なツールであり、暇つぶしの場である」と考えると幸せになれる

ネットでウケるネタ

  1. 話題にしたい部分があるもの、突っ込みどころがあるもの
  2. 身近であるもの(含む、B級感のあるもの)
  3. 非常に意見が鋭いもの
  4. テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの、ヤフートピックスが選ぶもの
  5. モラルを問うもの
  6. 芸能人関係のもの
  7. エロ
  8. 美人
  9. 時事性があるもの