[本] 『顧客の要求を確実に仕様にできる要件定義マニュアル』
システム、システム境界、システム外部環境、システム価値の4つに分けて、それぞれをUMLを使った図で表す。そして、その図を相互に関連づける、という方法論を表したもの。
考え自体は至極納得のいくものだが、果たしてこれで本当に機能するのかはちょっと疑問。なんというか、途中からシステマチックになってない感じがするなあ。もちろん著者はこれでうまくいっているのでしょう。でも、読者が真似できるかどうかは微妙。少なくとも自分は無理。ただ、要件から実装までのトレーサビリティはやっぱり重要なので、この方法論を使わないのであれば、その他の何らかの方法で実現しなきゃいけないなーとは思う。
本書ではEAがオススメされてるけど、自分はMac使ってるのでEAに代わるカッコいいツールが欲しい。VMWare上でEA使ってもいいんだけど、そもそもEAって本当にいいんだろうか。なんかごちゃごちゃしてる感じがするんだ。
参考文献は参考になった。いろいろ注文してみた。