[本] 『おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫) (廣済堂文庫 ヤ 8-1)』
山城新伍から見た若山富三郎と勝新太郎(トミーとカツ)の破天荒な生き様が、時に偉大な俳優としての尊敬のまなざしで、時におもろいおっちゃんとしての興味の対象として、ありありと描かれている(山城新伍については『男気万字固め』参照)。そして、そんな滅茶苦茶な親分たちを持った山城新伍の巧みな処世術もまたおもしろい。
山城新伍から見た若山富三郎と勝新太郎(トミーとカツ)の破天荒な生き様が、時に偉大な俳優としての尊敬のまなざしで、時におもろいおっちゃんとしての興味の対象として、ありありと描かれている(山城新伍については『男気万字固め』参照)。そして、そんな滅茶苦茶な親分たちを持った山城新伍の巧みな処世術もまたおもしろい。