[本] 『アメーバ経営』
実学の次ということでアメーバ経営。
そもそも労使協定がウザくて「全員が経営者になったらいいんだ!」みたいな感じで始めたみたいだけど、つまりは、組織を小さな独立採算組織(アメーバ)として分けるというだけのこと。
アメーバの条件とは、
- 収入と費用が明確に算出できること
- ビジネスとして完結する単位であること
- 会社の目的を遂行できるように分割すること
の3つ。まあ、普通だね。部門会計のもっとかっちりしたやつと考えればいい。
重要だと思ったのは、アメーバでの金銭的な成功が昇給につながらないということ。
金銭により人の心を操るような報酬制度を京セラはとっていない。
だそうな。それよりも、経営者であることに喜びを感じる「人間尊重の経営」が重要なんだと。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん???????
「全員経営者」を謳うのはいいけど、これってやっぱり従業員だよね。
いろいろ気持ち悪くなってきたなあ。