[本] 『ゲゲゲの女房

『ボクの一生はゲゲゲの楽園だ』(4)(5)(6)とあわせて読みたい。一人称では語ることができない生ける妖怪水木サンの姿がありありと分かる。

全編を通じて貧乏生活のことで溢れかえっているのだけど(それほどまでだったとは!とビックリするのだけど)、そのなかでも夫婦で戦艦のプラモデル作りに熱中するところなんかは、ほんわかしたなあ。

水木サンの娘さんが手塚治虫さんの作品を好み、手塚眞さんが水木作品の大ファンだったという話にはニヤリとした。